地元企業、高校生にPR 八戸市内5校、630人参加/リクルートラウンジ(2020/09/08)

企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業説明会が7日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。

 

今回は高校生のキャリア教育の一環との位置付けで、八戸市内の高校5校から1、2年生を中心に約630人が参加。各社の事業内容などに耳を傾け、職業選択の参考にしていた。

 

企業側は資料参加を含め、33社がエントリー。このうち26社が説明ブースを設け、各社のトップや採用担当者が生徒に対し、企業の社会的役割や事業の概要、福利厚生面などをアピールした。新型コロナウイルスの感染予防のため、参加者にマスクやフェースシールドの着用を呼び掛けたほか、椅子などの消毒と検温を徹底した。

 

青森県外での就職を希望しているという八戸工大一高2年の杉本琉音(りゅうと)さん(16)は「八戸市にもさまざまな会社があることが分かった」と充実した表情。

 

高校生に事業内容を説明した穂積建設工業の石亀晶丈副社長は「八戸にも多くの企業があることを分かってもらい、職業を選ぶ際には地元企業をぜひ選択肢に入れてくれれば」と語った。

 

リクルートラウンジの企業説明会は10月25日、首都圏の学生らを対象に東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」でも開催する。