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学生らに向け企業PR/オンライン説明会始まる(2021/10/24)

北奥羽地方で事業展開する企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ2021」のオンライン企業説明会が23日、始まった。

 

首都圏在住の大学生や専門学生のほか、地元の学生、Uターン就職の希望者らが青森県内外からリモート形式で参加。企業側は優秀な人材の採用を目指し、事業内容や福利厚生面などをPRした。

 

オンライン説明会は23、24の2日間開催。事前登録した10〜30代の45人がビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用して参加する。企業側は地元を代表する26社と県、八戸市がエントリーした。

 

初日は16社の人事担当者らが事業内容などを説明。同市の穂積建設工業は、石亀晶丈社長と総務課の高橋和志さんが動画も使いながら、これまでの施工実績や待遇面などを紹介した。

 

石亀社長は「八戸をはじめ、青森県内にもいろいろな企業があることに気付いてもらい、就職する人が増えれば」と話した。

 

24日も説明会を行う。事前に申し込んだ登録者が参加できる。(須田山裕太)

地元企業、高校生にPR 八戸市内5校、630人参加/リクルートラウンジ(2020/09/08)

企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業説明会が7日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。

 

今回は高校生のキャリア教育の一環との位置付けで、八戸市内の高校5校から1、2年生を中心に約630人が参加。各社の事業内容などに耳を傾け、職業選択の参考にしていた。

 

企業側は資料参加を含め、33社がエントリー。このうち26社が説明ブースを設け、各社のトップや採用担当者が生徒に対し、企業の社会的役割や事業の概要、福利厚生面などをアピールした。新型コロナウイルスの感染予防のため、参加者にマスクやフェースシールドの着用を呼び掛けたほか、椅子などの消毒と検温を徹底した。

 

青森県外での就職を希望しているという八戸工大一高2年の杉本琉音(りゅうと)さん(16)は「八戸市にもさまざまな会社があることが分かった」と充実した表情。

 

高校生に事業内容を説明した穂積建設工業の石亀晶丈副社長は「八戸にも多くの企業があることを分かってもらい、職業を選ぶ際には地元企業をぜひ選択肢に入れてくれれば」と語った。

 

リクルートラウンジの企業説明会は10月25日、首都圏の学生らを対象に東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」でも開催する。

地元就職の魅力PR/八戸で企業説明会(2021/08/15)

北奥羽地方で事業を展開する企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業説明会が14日、八戸プラザホテルで開かれた。

 

資料参加を含め、地域を代表する38社がエントリー。学生や生徒、保護者や転職希望者ら約110人が来場し、採用担当者らから事業内容などを聞いて地元企業の魅力に触れた。

 

地域経済を応援するリクルートラウンジは、今年で4年目。企業説明会は高校生以上であれば誰でも参加可能で、新型コロナウイルスの影響で帰省を控えた子どもに代わって参加した保護者もいた。各企業はブースを設け、経営者や人事担当者が事業概要や福利厚生面などについて説明。

 

このうち、一般住宅の建設と販売を行う第一ホーム(八戸市)の岩渕義昭社長は「(説明会では)Uターン就職を希望する方も多い印象。少しでも興味を持ってもらえれば」と話した。

 

モバイル事業などを手掛けるアットマーク(同市)の山本長(たける)社長は「コロナ禍で対面で事業内容を説明できるのは貴重な機会。新卒や既卒を問わず、いい人材を期待したい」と強調した。

 

一方、参加者は各社の説明に真剣な表情で耳を傾けた。建設関係への就職を目指しているという八戸工業大3年の男子学生(21)は「担当者から直接話を聞けて参考になった。地元での就職を考えるきっかけになった」と話した。

 

リクルートラウンジは9月7日に高校生のみを対象とした企業説明会を八戸プラザホテルで開くほか、10月23、24日にオンライン形式で開催する。(須田山裕太)

 

藤森義人総務部長は「『もっとお客さまの身近に』をテーマに、親近感アップを目指したい。職員の働きやすさや自主性の推進にもつなげていく」と話した。