三浦建設工業株式会社

社名 三浦建設工業株式会社
本社所在地 八戸市大字鮫町字高森30の8
電話 0178(35)2100
設立 1953年4月(創業1916年5月)
事業内容 建築鉄骨の製作事業、総合建設事業
資本金 5000万円
売上高 60億円(2023年4月決算)
従業員数 98人(2023年4月現在)
関連会社 (株)ほくとう、(株)ブンメー、(株)サン・コンピュータなど
【HP】  http://www.miurakk.com/

代表取締役社長 三浦 隆宏 氏

採用情報

職種 設計職、営業職
勤務地 八戸市本社勤務(転勤なし)
勤務時間 8:10~17:30(休憩80分)
インターンシップ あり
社会人採用 あり。随時
採用実績 2022年度5人、2021年度2人、2020年度7人
初任給 大卒18万5000円、高専卒17万2000円、短大・専門卒16万8000円、高卒16万円(2022年度)
諸手当 通勤、役職、住宅、扶養、精皆勤、技能・資格
昇給 年1回(4月)
賞与 年3回(4、8、12月)
休日休暇 年間休日110日(日曜・祝日、土曜月3回休み、年末年始休暇、夏季休暇、ゴールデンウイーク休暇他)
保険 各種社会保険完備
福利厚生 確定拠出年金(401K)、退職金制度、資格取得助成制度、慶弔見舞金、社内食堂、インフルエンザ予防接種他
大卒選考の流れ マイナビよりエントリー→会社説明会(訪問・WEB)→書類選考→採用試験(適性検査、作文、面接)→内々定
お問い合わせ 総務部
電話 0178(35)2100

楽しく愛着ある建物を

―事業や経営理念は。
大型建築物の鉄骨工事がメインで、建築工事も手掛けている。売り上げは約60億円。商圏は青森県内のみならず、仙台市や東京都心など東北、首都圏周辺だ。経営理念として、地域社会に貢献し、安心安全な建築物を作ることを心がけている。地域のスポーツ団体や施設への協賛なども、その思いからだ。

 

―現状や課題は。
コロナ禍の影響は少なかったが、企業が設備投資を控えたことで減った仕事もあった。ロシアのウクライナ侵攻などによる原材料や資材、光熱費の高騰の対応が大変だった。鉄の高騰に加えて納期も遅くなるなど、生産工程の変更を余儀なくされた。情報を早めに取得し、できる限り影響が小さくなるように努力した。カーボンニュートラルのために設置した自家消費型太陽光発電は、光熱費の低減にも有効となっている。

 

―人材育成の取り組みは。
検査技術や溶接に関する資格の取得を助成したり、業界の研修会に積極的に参加してもらったりしている。入社直後は各部署で数カ月ずつ仕事をして、会社全体の業務を覚えてもらう。専門的な知識がなくても研修しながら覚えてもらえるので、安心して入ってもらいたい。

 

―やりがいは。
八戸市内では市美術館やマチニワなどを手がけたが、人々が楽しく利用できて、市民が愛着を持てる建物を建てられることが、やりがいになると思う。明るく前向きな人にぜひ入ってもらいたい。コミュニケーションを大切にして、学んだことを吸収できる人を求めている。

自家発電で脱炭素経営
三浦建設工業(八戸)太陽光施設整備
年間使用量の35%賄う計画(2023/05/09)

建築鉄骨の製作などを手がける三浦建設工業(八戸市、三浦隆宏社長)は、同社敷地内に自家消費型太陽光発電施設を導入し、3月から運用している。同社が使用する年間電気量の35%相当を同施設の発電で賄う計画。同社は「脱炭素経営でカーボンニュートラルの達成を目指すとともに、他社との差別化を図りたい」と強調する。

鉄骨製作では大量にエネルギーを使うことから、同社は環境に配慮した企業活動に力を入れる。
環境省が策定した環境経営システム「エコアクション21」の認証を取得。青森県が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む企業活動を後押しする「SDGs取組宣言登録制度」に登録された。専門家による省エネ最適化診断も受診し、無駄なエネルギー使用の削減にも努めている。
太陽光発電は、より効果的な省エネ・再エネの取り組みを強化するため、昨春に導入の検討を始めた。
敷地内の遊休地5717平方メートルに設置した太陽光パネルは1128枚。年間発電量は35万7608キロワット時を見込む。また、長期的な利用を見据え、パネルなど全ての部材は国産を採用しており、効率性を重視したシステムを導入した。
青森県環境政策課によると、県内の事業所の発電施設は通常、売電が目的で、完全自家消費型は多くない。
同社総務部の三浦統巨さんは「省エネ、脱炭素化の重要性は、一層増していく。率先して取り組む」と話す。

八戸/八工大などに寄付金、備品贈る/私募債発行の三浦建設工業(2022/06/12)

八戸市の三浦建設工業(三浦隆宏社長)は、同社が発行したSDGs私募債を引き受けた青い森信用金庫、岩手銀行とそれぞれ連携し、八戸工業大と青森県立八戸水産高に寄付金や物品を贈った。
私募債は2月25日に発行。同大では3月に寄贈式が行われ、青い森信金の私募債発行に伴い、同社が10万円を寄付。八戸水産高には5月、岩銀と同社が連名で小型TIG溶接機1機を寄贈した。
三浦社長は「地域の宝である子どもたちに質の高い教育を受けさせたい。今後も地域の人材育成を支援しながら、企業活動をしていく」と話した。
青森銀行も、私募債で同社が発行した手数料の一部を活用して八戸工業高に物品を寄贈している。2行と同信金が協調して私募債を引き受け、発行手数料の一部を寄付、寄贈に充てた。

【写真上説明】八戸工業大で行われた寄贈式

【写真下説明】青森県立八戸水産高で行われた寄贈式