八戸酒造株式会社

本社所在地 八戸市大字湊町字本町9
電話番号 0178(33)1171
設立年月日 1998年5月1日(創業は1775年・安永4年)
資本金 2000万円
売上高 8億243万円(2023年9月決算)
従業員数 32名(2023年6月現在)
関連会社名 男山株式会社、みちのくみなと未来株式会社
【HP】  https://mutsu8000.com/

代表取締役社長 駒井 庄三郎

採用情報

職種 製造全般、営業
勤務地 本社
勤務時間 8:30~17:00
インターンシップ あり、8月初旬に5日間(2022年実績)。ご希望があれば随時ご対応の検討をいたします
社会人採用 あり、随時募集
採用実績 2022年度2人、23年度3人
初任給 大卒18万7626円、高卒18万1827円
諸手当 通勤手当、家族手当、住宅手当、資格手当
昇給 年1回
賞与 年2回(7月、12月)。他に決算賞与支給の場合もあり(9月)
休日休暇 土曜・日曜休日、繁忙期は日曜のみ休日
保険 厚生年金、健康保険、雇用保険、生命保険(入社3年目より)
福利厚生 育児休暇制度(最大1年)、慶弔規定による慶弔金等の支給、自社製造商品の社員割引購入制度、関連飲食店割引制度、飲酒時代行サービス等補助、社員旅行(年1回)、資格取得費補助、社内研修制度、メンター制度、税務相談・ライフプラン相談先有。その他、従業員互助会あり、有給休暇取得奨励
大卒選考の流れ 会社説明会→面接→内定出し
お問い合わせ 総務課担当者:奥沢
☎0178(33)1171
Email yusuke.okusawa@hachinoheshuzo.co.jp

お酒で日常生活を楽しく

―経営理念と現状は。

おいしい酒で人々の日常生活を楽しくしたい。ワインに比べ、日本酒は世界での認知度がまだ低いが、今後は販売を拡大していける可能性がある。反面、国内ではほとんど消費が頭打ちで、むしろ減少気味だ。東南アジア、米国、欧州のカ国に輸出しており、もっと海外に売り込んでいくことが目標だ。新商品の開発にも力を入れている。ベースは日本酒だが、ビールやワイン、リキュール風味といった商品も展開している。お客さんの味の好みはさまざま。日本酒をあまり飲まないという人にも、裾野を広げていきたい。
―求める人材と育成に対する考え方は。

社員はほとんどが中途採用で、採用に職歴や資格、男女は問わない。共に海外への販路拡大や新商品開発を進めたい、という意欲がある人材に来てほしい。入社間もない期間に、製造、営業、事務の全ての業務を体験してもらう。酒造りの仕事は全てつながっている。酒造りの経験がある人が、その知識を生かして販売することで、お客さまに対する説得力が生まれるし、自社の商品がどう評価されているかを肌で感じ、酒造りに生かせる。
―今後の成長戦略は。

日本酒は世界に知られつつある。グローバルの垣根がなくなった今、日本酒に限らず生活に関わるさまざまな商品は成長産業だと捉えている。世界は手を広げて待っている。当社も成長過程にある。日本酒は食べながら飲む。それぞれの料理に合う商品アイテムを増やすことで、飲む機会を増やしていきたい。

恋い焦がれた「蔵ライブ」/androp内澤さん八戸酒造で弾き語り(2023/7/27)

八戸市出身で人気バンド「androp(アンドロップ)」のボーカルを務める内澤崇仁さんが16日、同市湊町の八戸酒造の酒蔵でソロライブを行った。「いつかここで演奏したい」と自身が恋い焦がれていた舞台で、その歌声を伸びやかに響かせた。(小泉仁美)

ライブは、同社のイベント「八仙 夏の蔵まつり」のプログラムの一つとして企画された。アーティストを招いたライブが恒例となっており、内澤さんは過去に出演したミュージシャンらから、その様子や蔵の雰囲気を伝え聞き、憧れを抱いたという。本紙文化面で連載中のエッセー「音は空から言葉は身から」でも「八戸酒造でライブしてみたい」と公言するなど、ラブコールを送り続けていた。
今回の企画が動き出したのは、今年2月。音楽番組の収録で初めて同所を訪れ、無観客で弾き語りをしたことがきっかけの一つとなり、出演が決まった。
ライブは、念願かなった特別な日を祝福するように、全国から駆け付けたファンとの乾杯で幕開け。同社の駒井秀介専務の音頭で、内澤さんは地酒のつがれたグラスを傾けた。
同社の日本酒のファンという内澤さん。本番前にも手厚い試飲のサービスを受けたおかげか、終始リラックスした様子で「Koi」「Yeah! Yeah! Yeah!」などバンドの楽曲を中心に約20曲を披露。聴衆は思い思いに体を揺らしたり手をたたいたりしながら、ほろ酔い気分でその歌声に聞きほれていた。
内澤さんは、ライブ後の取材に「番組収録時に感じた、蔵での音楽の響き方や温かさをお客さんと共有できて楽しかった。幸せな空間だった」と笑顔で語った。

多彩な青森の表情66点/八戸酒造で作品展県内外の写真家(2023/7/25)

青森県内外の写真家5人による写真展「私の見た青森」が、八戸市湊町の八戸酒造の北蔵で開かれている。それぞれの視点で、多彩な青森の表情を切り取った作品66点が並ぶ。8月10日まで。
八戸市内の文化や観光情報などを写真と共に紹介するブログ「こなんぶ.com」を運営する、同市の写真家mamo(本名・二ツ森護真(まもる))さんが企画。親交のあるフォトレツさん(同市)、倉内孝充さん(青森市)、対馬慎太郎さん(弘前市)、松本美枝子さん(茨城県)も参加し、県内各所で撮影した写真を出展した。
八戸えんぶりや青森ねぶた祭などの祭りから、風光明媚(めいび)な風景まで、題材はさまざま。蔵の趣ある空間と相まって、5人それぞれの“色”がより魅力的に表われている。
二ツ森さんは「私たちがイメージする姿も、まだ知らない姿も同居していると思う。ぜひ、いろいろな青森に会いに来て」と展覧会をPRした。

多彩な日本酒飲み比べ楽しむ/八仙夏の蔵まつり(2023/7/24)

八戸酒造(駒井庄三郎社長)主催の「八仙 夏の蔵まつり」が16日、八戸市の同社酒蔵や駐車場を会場に開かれた。限定酒の提供や酒蔵見学、クラフト市など多彩な催しが行われ、市内外から訪れた大勢の来場者でにぎわった。
ひときわ人気を集めていたのが、同社が製造するさまざまな日本酒を提供するブース「BAR HASSEN」。目当ての一杯を求める人が列を成し、飲み比べに興じる人の姿も目立った。市内の飲食店などによる出店や、酒の仕込み水を使った水風呂を用意したサウナなど各種コーナーも盛況で、幅広い世代の来場客が思い思いに楽しんでいた。
弘前市から訪れた岩澤朋佳さん(24)は「店で飲むのとは違って、いろいろな種類のお酒を少しずつ飲めるのが楽しい。気になった商品は今度買ってみたい」と笑顔で話していた。
イベント後半には、八戸市出身で、人気バンド「androp(アンドロップ)」のボーカルを務める内澤崇仁さんの弾き語りライブが行われた。

600人が地酒を堪能(2023/6/9)

八戸酒造(駒井庄三郎社長)は2日、八戸プラザホテルで、「八仙を愉(たの)しむ会」を4年ぶりに開き、参加した600人が地酒を堪能した。
同社の主力商品「陸奥八仙」の発売25周年を記念した純米大吟醸を、発売に先駆けて提供。シャンパン製法のドライスパークリングやビールテイストの日本酒、季節限定商品など、多彩な計17種類を用意した。
駒井社長は「お酒を生活の楽しみの一つとしてほしい。これからも、どんどん新商品を開発していく」とあいさつ。壇上で関係者が鏡開きを行い、乾杯した。

美酒の完成に期待込め/八戸酒造酒米植え体験(2023/6/9)

八戸酒造は3日、八戸市妙の水田約10アールで田植え体験を4年ぶりに開催した。青森県内外から参加した約60人が泥だらけになりながら手植えに励み、出来秋と美酒の完成に期待を込めた。
酒への理解を深めるとともに、休耕田の活用や環境保全への意識を高めようと2008年から実施。今回は特別純米酒などに使われる酒米「華吹雪」を植えた。
駒井秀介専務が「豊かな自然の中、農作業を楽しんで」とあいさつ。神事では豊作を祈願した。
強い通り雨が降り、ぬかるみに尻もちをつく参加者もいたが、和気あいあいと苗を植え付けていった。来春には、収穫米を原料にした日本酒を参加者優先で販売する予定だという。
何度も参加しているという東京都の会社員本柳香さん(40)は「普段土に触れることはなく、八戸で貴重な体験を楽しんでいる。元気に育ち、良い酒になってほしい」と声を弾ませた。

八仙3種用の酒器発売/八戸酒造×津軽びいどろ(2023/6/23)

八戸酒造(駒井庄三郎社長)とガラス工芸品「津軽びいどろ」を生産する北
洋硝子(青森市、壁屋知則社長)は、日本酒「陸奥八仙」の定番3商品のオリジナル酒器「酒器仙(しゅきせん)」を開発し、23日から販売する。職人の技を生かした製法で、それぞれの味や香りを引き立てる形状や色合いとした。
「ISARIBI特別純米」用の酒器「海の灯(あかり)」はほのかな甘みを引き立てる形状と、夜の海に浮かぶ漁船の明かりを表現した。
「ピンクラベル吟醸」向けの「果の風」は、華やかなピンク色。ワインタン
ブラー型で、フルーティーな香りがたまる形状にした。
ロングセラー「特別純米」用は「常(とわ)の緑」。清涼感がある常緑樹をイメージし、すっきりとした風味を際立たせるため、口部を八角形としている。
2021年に開発に着手し、試作を繰り返したという。壁屋社長は「全国の八仙ファンに、さらにおいしく飲んでほしいという思いで開発した。器の形状で酒はさらに味わいが引き立てられる」とPRする。
1個4400円(税込み)。初回生産分は各60~70個で、今後も順次生産していく。八戸酒造の蔵併設ショップ、津軽びいどろ東京ミッドタウン八重洲店、津軽びいどろオンラインショップで販売する。