旭光通信システム株式会社

本社所在地 神奈川県川崎市高津区久本3の2の3ベルビュ溝の口4F
設立 1946年5月
資本金 2520万円
売上高 10億924万円(2022年11月決算)
従業員数 84人(2022年11月現在)
支社・支店・工場名 北海道営業所、大阪営業所、八戸事業所第一工場・第二工場
関連会社 エルテック
【HP】  https://kyokko-tsushin.co.jp/ 【採用サイト】  https://en-gage.net/kyokko-tsushin_saiyo/

採用情報

募集職種 回路設計、購買・資材調達、品質管理または製品検査員(いずれも品質保証部へ配属)、板金加工(溶接または曲げ加工)
勤務地 八戸事業所
勤務時間 8:30~17:30
インターンシップの有無と時期 あり。通年
社会人採用の有無と時期 あり。通年
採用実績 2022年4人、21年なし、20年3人
初任給 大卒19万4000円、高専卒17万4000円、専門卒16万5000円、高卒15万8000円
諸手当 家族、住宅、技術など
昇級 年1回(4月)
賞与 年2回(7、12月)
休日休暇 年間119日
保険 社会
福利厚生 資格取得支援制度・合格祝い金制度、育児・介護休暇制度、財形貯蓄制度、慶弔見舞金制度、退職金制度、交通費全額支給
大卒選考の流れ 書類選考→1次面接/SPI・作文→2次面接
お問い合わせ 総務部総務課採用担当
☎044(833)7284
メールs.komuro@kyokko‐tsushin.co.jp

着実に磨いた技術が強み

―事業内容と強みは。
鉄道の通信・信号と高速道路の通信の、三つの市場における機器およびシステムの開発と設計、製造、工事が事業の柱だ。元は単純だった技術を磨きながらノウハウを積み上げ、業界で認知されてきた。外資の企業が参入してくることもあるが、保守やメンテナンスまでは追い付かない部分があり、他社がなかなか牙城を崩せない領域で事業をさせていただいていることが強みだと認識している。
―求める社員は。
技術力が中核の企業なので技術職の人材を採用したい。前向きな姿勢をもって、自分の考えを具現化できる人材を求めている。人材育成に関しては0JTが中心で、ほかに、外部研修や資格取得支援制度がある。
―会社の現状は。
新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの鉄道会社の旅客収入が落ち込み、今はその影響を受けている。今後は業界やお客さまの考えがどのように変わるのかを見極め、手を打っていかなければならないと考えている。
―今後の事業展開は。
今までは有線通信機器の事業が中心だったが、昨年からは無線通信機器およびシステムの事業も手がけている。また、他社が撤退してしまった所を拾っていくことも、新たなビジネスを生み出すチャンスだと考えている。新しい技術を取り入れ、ビジネスチャンスと掛け合わせることで、顧客ニーズに応え、社会に貢献していく。長く使われる製品を扱っているので、保守・メンテナンスなどでのお客さまとの付き合いも大切だ。

階上中2年生が市内製造業見学/職業選択の参考に(2022/11/5)

階上町立階上中(平和人校長)の2年生73人が10月27日、八戸市内に事業所を構える企業の工場を見学した。地元企業の生産活動や製品について理解を深め、将来の職業選択の参考にした。
同市のNPO法人「地域活性化教育支援ネットワーク(REN)」が、学校と企業のコーディネートなどを担当。生徒は2班に分かれ、工業系企業の工場や産業地帯などを見て回った。
八戸北インター工業団地内の旭光通信システム八戸事業所では、主力製品である鉄道・高速道路の通信機器などの製造現場を見学。秋山恭範所長から生産工程の説明を受け、「どんな時にやりがいを感じるか」「働く上で大事にしていることは」などを質問した。
中城快斗(はやと)さん(13)は「鉄道や高速道路の通信機器を八戸で多く作っていることに驚いた。こんなすごい企業が八戸にあるのは誇らしい」と感想を語った。
松橋恋心(ここ)さん(14)は「これからは、意識して高速道路などにある通信機器を見てみようと思う。今回の企業見学を自分の将来の参考にしたい」と話した。

設備、製品に興味津々/八戸東中生地元企業見学(2022/9/1)

八戸市立東中(千葉誠校長)の2年生約120人が26日、市内に事業所を構える企業の工場などを見学した。完成した製品や、さまざまな機械設備を見て回ったり、各社担当者へ積極的に質問したりして、地元産業界への理解を深めた。
市教委が取り組むキャリア教育の一環で、生徒の将来的な地元就職を促進させるのが目的。同市のNPO法人「地域活性化教育支援ネットワーク(REN)」が、学校と企業側のコーディネートなどを担った。
生徒は3班に分かれ、旭光通信システム八戸事業所、サン・コンピュータ、八戸中央青果をそれぞれ訪れた。このうち、旭光通信システムでは、主力製品である鉄道・高速道路の通信機器や生産工程に関する説明を受けたほか、5月に稼働開始したばかりの第二工場内部も見て回った。
旭光通信システムとサン・コンピュータの2班は、産業支援機関の八戸インテリジェントプラザも訪問。松坂洋司常務取締役所長の講演で、八戸北インター工業団地を核とした「八戸グリーンハイテクランド」について学んだ。質問コーナーでは、見学先の企業の担当者に「製品の完成までにかかる時間は」「仕事のやりがいは」などと尋ねた。
旭光通信システムを見学した秋山光希さん(14)は「実際に見たことがある製品があった。八戸には、いろいろな企業があることも知ることができた」、池田礼暢(れのん)さん(13)は「将来は八戸で働くことにも興味を持った」とそれぞれ話した。

旭光通信システム(川崎)・八戸事業所/第二工場が稼働(2022/5/14)

鉄道や高速道路の通信機器などを製造する「旭光通信システム」(川崎市、酒井元晴社長)が、八戸北インター工業団地にある「八戸事業所」で建設を進めていた第二工場が完成した。今週から順次、稼働を開始。板金加工を中心に手がけ、一貫生産体制の強化や作業の効率化を図る。
第二工場は、八戸事業所から西側に数百メートル離れた用地7882平方メートルに建設。「BOOST BASE」(ブーストベース)の名称で、平屋の工場は延べ床面積1216平方メートルに上る。
屋外に設置される通信機器などを収めるボックス(筐体(きょうたい))を製造する板金加工をメインに、主力製品の一つである鉄道信号の配線の組み立てを行う。板金加工の機械をデータで管理する専用スペースも設けた。
今後、材料の金属板を自動で機械に供給したり、回収したりする自動挿入棚も導入予定。現在は従業員10人前後で操業しているが、新規雇用も進める方針だ。
八戸事業所の秋山恭範所長は「地元の学生に新工場を見学、体験してもらい、ここで働きたいと思ってもらえれば」と話した。

島守中生が地元企業見学/インフラ関連製品工程間近で(2021/12/6)

八戸市立島守中(米田裕子校長)の1~3年生17人が11月29日、鉄道や高速道路の通信機器を製造する旭光通信システム八戸事業所を訪れ、職場見学を通して地域産業に理解を深めた。
新型コロナウイルスの影響で職場体験学習(グッジョブ)ができないため、地元にある企業や大学を見学して地場産業に理解を深めようと実施。同市のNPO法人地域活性化教育支援ネットワークが学校と企業のコーディネートを務めた。
旭光通信システムの秋山恭範所長が仕事の流れや会社の概要を紹介した。
続いて、生徒たちは製品の設計から製造、検査といった工程を巡り、社員が働いている様子を間近で見学。高速道路沿いに設置されている非常電話機や自動料金収受システム(ETC)レーンにあるインターホンなど、全国で高い生産シェアを誇る代表的な製品の説明を受け、興味深そうに聞き入った。
生徒会長の2年柳沢玲美さんは「全国のさまざまな場所でインフラを支える製品を八戸で作っていることがすごいと思った」と話した。
秋山所長は「地元の会社を知ってもらい、将来の就職の選択肢になれば」と期待を込めた。
この日、生徒たちは八戸工業大も訪れ、大学での学びを体験した。