青い森信用金庫

社名 青い森信用金庫
本社所在地 八戸市大字八日町18
電話 0178-44-2121
事業内容 預金、貸出、為替、その他の付随業務
出資金 90億1287万円(優先出資金含む)
預金残高 6441億円(2023年3月31日)
役職員数 446人(2023年3月31日)
【HP】  https://www.aoimorishinkin.co.jp/

理事長 益子 政士 氏

採用情報

勤務地 青森県内
勤務時間 8:45〜17:30
インターンシップ あり(8月、2月)
採用実績 2023年度14人(大卒男子6人・大卒女子7人・高卒女子1人)、22年度13人(大卒男子5人・大卒女子7人・高卒女子1人)、21年度19人(大卒男子9人・大卒女子6人・短大女子1人・専門女子1人・高卒女子2人)
初任給 大卒19万5500円、短大・専門卒17万200円、高卒16万400円(2023年4月実績)
諸手当 通勤、家族、時間外手当他
昇給 年1回(4月)
賞与 年2回(6、12月)
休日休暇 完全週休2日制(祝日、12月31日、年始3日、有休休暇、連続休暇、特別休暇)
福利厚生 各種社会保険制度、退職年金制度、住宅・経済資金貸付制度、各種クラブ、あおもり若者定着奨学金返還支援制度登録企業 他
大卒選考の流れ マイナビよりエントリー→会社説明会参加→ES提出→1次試験→2次試験→3次試験→内々定
お問い合わせ 人事部 成田
(電話)0178(44)2120
E-mail:jinji@aoimorishinkin.co.jp

相互扶助で地域課題解決

―経営理念は。
中小企業や地域住民の皆さまのための、協同組織金融機関という位置付け。お客さまと地域と信用金庫が、相互扶助の関係にあることを目指している。「お客さまに笑顔を届けて、お客さまから笑顔をいただき、地域を笑顔にすること」を理念としている。

 

―現状と課題は。
金融機関の置かれている立場は、マイナス金利の状況やIT産業の台頭などで環境的に厳しくなっているが、相互扶助ということを考えると、地域の課題が当金庫の課題。人口減少や人手不足、新型コロナウイルス禍から、経営状況などが回復していない人もいる。さまざまな問題の解決策を考えられる人材を育成したい。アフターコロナに向け、持続可能なビジネスモデル構築の手伝いをしていく。

 

―今後の事業展開は。
これまで店舗での営業が主流だったが、コロナ禍以降に来店客が減ったほか、スマートフォンなどさまざまな決済が可能になった。今は待つのではなく、出向く必要がある。きめ細かいサービスができて、大きな問題があった場合にしっかりと支援するのが、われわれの役割であり強み。店舗の統廃合を進める中、訪問での営業に力を入れる。

 

―求める人材は。
お客さまと直接、会話しながら聞き出す能力が重要。コミュニケーション能力が高い人材が必要になる。知識だけでなく、相手を癒やす力などにも秀でている人材を求めている。心の知能指数である「EQ」やメンタルヘルス的な研修も充実している。顧客と打ち解けられるような人材を育てていきたい。

八学光星高の甲子園出場祝い青い森信金が本店に懸垂幕(2023/07/29)

2年連続で夏の甲子園出場を決めた八戸学院光星高を祝い、青い森信用金庫(益子政士理事長)は28日、八戸市八日町の本店営業部に懸垂幕を設置した。
懸垂幕は縦14・15メートル、横1・37メートル。地域支援室広報担当の白山英憲次長は「八戸を代表し、青森県を代表して頑張ってほしい」とエールを送った。

 

青い森信金三沢支店が一般利用もできるEV導入(2023/07/26)

青い森信用金庫三沢支店(工藤竜也支店長)は25日、営業用車両としてカーシェアリングによる電気自動車(EV)1台を導入した。営業時間外であれば一般利用も可能という。
フランチャイズでカーシェア店舗「eemo(イーモ)三沢店」を運営する、三沢市の総合建設業・小坂工務店と提携。同支店駐車場に「青い森信用金庫三沢支店ステーション」を開設し、日産のEV「リーフ」1台と充電スタンドを設置した。
同日のオープニングセレモニーでは、同信金の西村豊常務理事が「脱炭素社会の実現や地域貢献につながる」と導入の意義を強調。関係者がテープカットをして利用開始を祝った。
一般利用するには、スマートフォンでアプリを起動し、クレジットカードの登録や事前予約などが必要。同支店によると、平日の午後6時以降と土日祝日に一般利用が可能となる。

青い森信金が十和田湖周辺で清掃活動(2023/07/18)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)は8日、十和田湖周辺で清掃奉仕活動を行い、景観美化に努めた。
地域貢献の一環として、旧十和田信用金庫時代の1992年から実施している。
この日は、十和田営業部や周辺の支店から41人が参加。3班に分かれて、子ノ口、宇樽部、休屋の各地区を歩き、落ちているごみを拾い集めた。同営業部の鳥谷部真吾部長は「きれいな十和田湖を維持できるよう今後も活動を続けていく」と話した。

「正しい金融知識身に付けて」八工大で青い森信金とマネックス証券が授業(2023/06/30)

 青い森信用金庫と八戸市に事業所を置くインターネット証券大手のマネックス証券(東京)は23日、八戸工業大で、金融に関する授業を行った。同大感性デザイン学科の1年生ら約30人が、クレジットカードの有用性と危険性、投資などについて学んだ。
昨年4月に成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、保護者の同意なしにローン契約などが可能になった。また、学内の調査で学生の4%が何らかの消費者トラブルに巻き込まれた経験があることから、金融知識を身に付けてもらおうと18歳を対象に初めて開いた。
 青い森信用金庫が資産運用の考え方やローンなどの活用法を、マネックス証券が投資の重要性を解説。学生は真剣な表情で聞き入っていた。

入っていた。

青い森信金発祥の地、鍛冶町支店(八戸)が出張所に(2023/06/17)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)は16日、八戸プラザアーバンホールで総代会を開き、本年度に実行する支店統廃合などの店舗計画を決めた。八戸市の湊高台支店を廃止して白銀支店に統合するほか、同信金発祥の地にある鍛冶町支店を本店営業部の出張所に変更。弘前支店、五所川原支店はそれぞれ弘前営業部、津軽営業部に格上げし、青森県内6営業部体制とする。
今回の統廃合などが完了すれば、店舗数は全38となり、2009年の同信金発足時(74店舗)からほぼ半分に縮小することになる。内訳は6営業部、29支店、3出張所。店舗集約で効率的な人員配置や収益体制の強化を図り、さらなる金融サービスの拡充を目指す。
統廃合は11月13日付で実行。湊高台支店のほか、青森市の大野支店を青森営業部に、鶴田支店を津軽営業部にそれぞれ統合する。
一方、鍛冶町支店がある八戸市鍛冶町地区は、1922(大正11)年に誕生した「八戸鍛冶町信用組合」設立の地。同組合は25年に八戸信用組合に改組し、51年に八戸信用金庫となった。
旧八戸信金時代、鍛冶町支店は重要店舗の一つだったが、10月16日に出張所へ規模縮小する。業務は窓口対応のみとし、融資、渉外は本店営業部で対応する。
益子理事長は取材に「(市民も)思い入れはあると思う。ただ、個人客が主な店舗ということで出張所化した」と理解を求めた。

八戸/青い森信金に褒状伝達(2022/06/30)

昨年3月、八戸市に対し、旧店舗の建物と土地を寄付した青い森信用金庫(益子政士理事長)が、公益のために私財を寄付した個人、団体に贈られる紺綬褒章を受章し27日、市庁で褒章伝達式が行わ信金は、信金は、信金は、同市湊町のJR陸奥湊駅前で進む再整備計画に関し、市営魚菜小売市場近くにあった旧むつ湊支店の建物と土地を、市に無償で譲渡。現在、改修工事期間中における店子(たなこ)の移転先や、陸奥湊駅通り地区まちづくり協議会の活動拠点として活用されている。
熊谷雄一市長から褒状の伝達を受けた益子理事長は「陸奥湊は八戸の顔の一つ。魚の街としてのさらなる知名度向上へ向けて、大いに役立ててもらいたい」と話した。

八戸/自分の描いた絵見~つけた!!/青い森信金42店舗で地域住民作品ロビー展(2022/06/15)

青い森信用金庫は、15日の「信用金庫の日」に合わせ、青森県内全42店舗でロビー展を開催している。地域の子どもの絵画などが訪れた人を楽しませている。
1951年6月15日に信用金庫法が公布・施行されたのにちなんだ行事。青い森信金では、各店舗が地域住民らから募った作品などを飾っている。
八戸市の鍛冶町支店(田名部圭司支店長)では、吹上保育園の年長児が春を題材に描いた17作品を展示。13日は同保育園の園児が訪れた。前田明凜(あかり)ちゃん(5)は「お花とチョウを上手に描けた」とほほ笑んだ。
田名部支店長は「こうした活動を通じ、地域に根差した金融機関として、親しみを持ってもらえれば」と話した。

八戸/店舗会議室を避難所に/市と青い森信金が協定/大規模災害時 本店、支店の16カ所(2022/06/11)

八戸市は6日、青い森信用金庫(益子政士理事長)と大規模災害時の施設利用に関する協定を締結した。市の避難所だけで対応できない場合に、同信金の本店営業部や各支店の計16店舗の会議室などを一時的な避難場所として開放する。

同信金が、災害時の店舗活用について協力を申し入れ、協議を続けてきた。市としても、近年の豪雨災害の激甚化や頻発化、津波被害の想定拡大、新型コロナウイルス禍を踏まえ、避難場所確保を課題として捉えており、協定に至ったという。金融機関との災害協定締結は今回が初めて。
店舗の避難所は、学校や公民館のような指定避難所だけで対応できない場合に、2次的に開設される。受け入れ可能人数は計740人。
協定書に調印した熊谷雄一市長は「市民の安全安心の確保に努め、災害に強いまちづくりに取り組む」とあいさつ。
益子理事長は、青森県が5月に公表した、太平洋沖を震源とする最大規模の地震・津波による浸水被害想定の拡大に触れ、「いかに避難意識を高めるかが課題となっている。地域住民が頼れる信用金庫を目指しており、協定が災害時の人的被害の軽減につながれば」と述べた。

八戸/窓口、融資担当 顧客対応学ぶ/青い森信金、CISマイスター研修開始(2022/05/26)

顧客満足度向上を目指し、青い森信用金庫(益子政士理事長)は、本年度の「CISマイスター研修」を始めた。若手女性職員が、約4カ月かけて顧客対応やコンサルティングを学ぶ。
2015年から毎年実施しており、今年3月末までで143人がマイスター認定を取得。本年度は窓口や融資などを担当する計11人が参加する。
初回の13日は、八戸市の本店でスタートアップ研修を開催。
企業や金融機関の人材育成に携わる「日本CIS認定協会」の大山裕子理事長を講師に招き、顧客とのコミュニケーション方法などに理解を深めた。
同信金人事部の担当者は「基本的なマナーや接し方を学び、お客さまに親近感を持ってもらえる職員を育成したい」と話した。

八戸/「児童の事故防止に」安全読本2400部寄贈/青い森信金と三菱製紙、6市町村小学校に配布へ(2022/04/15)

新入学児童の交通事故防止に役立ててもらおうと、青い森信用金庫(八戸市)と三菱製紙八戸工場(同)は6日、八戸地区交通安全協会に「母と子の交通安全読本」2400部を寄贈した。八戸、階上、五戸、おいらせ、六戸、新郷の6市町村にある59小学校の新1年生に配布される。
寄贈は1969年からほぼ毎年続けており、計22万8960部となった。同信金が印刷費、同工場が紙を提供している。読本では、横断歩道がない場所での道路の安全な渡り方や駐車場での危険などについて、分かりやすい文章とイラストで紹介している。
贈呈式は八戸警察署で行われ、同信金の益子政士理事長と同工場の松土義一事務部長が、速水悦子会長に冊子を手渡した。速水会長は取材に「半世紀にわたって続いていることはありがたい。本を見て、家庭で事故防止のお話をしてもらいたい」と謝意を示した。
益子理事長は「絵本で交通ルールの理解を深めてもらうことは効果的。地域に貢献できると思う」、松土事務部長は「用紙の提供で社会貢献できるのはうれしい」と話した。

販路開拓、技術開発後押し/青い森信金と商工中金/ビジネスマッチング連携(2021/09/27)

い森信用金庫と商工中金は、「ビジネスマッチング業務における連携・協力に関する覚書」を締結した。互いの取引先の企業を紹介し、販路開拓や技術開発、業務転換を後押しするのが狙い。新型コロナウイルス禍で低迷する地域経済の活性化や雇用安定につなげたい考えだ。
締結は24日付。新たに両機関で情報交換や顧客紹介、商談会の開催に取り組むほか、協調融資や経営改善支援についても連携を視野に入れる。
八戸市の青い森信金本店で同日行われた締結式で、青い森信金の益子政士理事長は「互いの取引先の販路開拓などを後押しし、地域経済の活性化につながれば」と期待。商工中金八戸支店の早坂一美支店長は「タッグを組んで中小企業の企業価値向上に取り組みたい」と述べた。
商工中金とビジネスマッチングで連携するのは東北エリアの信金では初めてという。

八戸/青い森信金新井田支店に感謝状/八戸署、特殊詐欺防止で(2021/11/12)

八戸警察署(山田正昭署長)はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、八戸市の青い森信用金庫新井田支店の高崎裕徳支店長と営業担当副長の安藤友華さんに感謝状を贈った。同支店に対し、管内9店舗目となる特殊詐欺被害防止対策優良店舗の認定証を交付した。
同署によると、10月8日に来店した女性が「市役所から還付金があると電話が来たが、途中で切れてしまった」などと話したことから、高崎支店長と安藤さんは還付金詐欺を確信し、女性に説明して被害を未然に防いだ。
安藤さんは「今後もお客さまに寄り添った対応を常に心掛けていきたい」、高崎支店長は「大きな被害につながらなくて良かった。今後もしっかりお客さまの話を聴いていく」と語った。

十和田湖周辺で清掃活動(2021/07/21)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)はこのほど、十和田湖畔と周辺道路で清掃奉仕活動を行い、職員が景観美化に汗を流した。
 地域貢献の一環で、合併前の旧十和田信用金庫だった1992年に始まり、通算30回目。8月に開催予定の十和田湖湖水まつりに備えて行った。
 上十三地域6支店から54人が参加。3班に分かれて子ノ口、宇樽部、休屋の各地区でごみを拾い集めた。
 佐々木淳一東地区本部副本部長は「コロナ禍が落ち着き、元の活気が戻るよう願いを込めて清掃した。今後も続けていきたい」と話した。

職員機転、詐欺被害防ぐ/十和田署 青い森信金穂並支店に感謝状(2021/06/08)

 十和田警察署(中村隆署長)は1日、管内の特殊詐欺被害を未然に防止したとして、十和田市の青い森信用金庫穂並支店と職員の木村真実副長、柏崎恵理子さんに感謝状を贈った。
 5月21日、60代女性が、市役所職員を名乗る男から「介護保険料の払い戻しがあるので金融機関に行くように」との電話を受け、同支店に来店した。
 柏崎さんが窓口で女性の対応をしていたところ、女性の携帯電話に現金自動預払機(ATM)に行くよう指示する連絡があった。詐欺被害の可能性から、木村副長が女性と電話を替わるなどの対応を取り、被害の未然防止につなげた。
 1日は佐々木美果子支店長と柏崎さんが同署を訪れた。感謝状を贈呈した中村署長は「今後も積極的に声掛けし、詐欺被害の防止に協力してほしい」とお礼を述べた。

青い森信金と三菱製紙が交通安全読本2750部寄贈(2021/04/11)

 新入学児童の交通事故防止に役立ててもらおうと、青い森信用金庫(八戸市)と三菱製紙八戸工場(同)は5日、八戸地区交通安全協会に「母と子の交通安全読本」2750部を寄贈した。八戸、階上、五戸、おいらせ、六戸、新郷の6市町村にある59小学校の新1年生に配布される。
 寄贈は1969年からほぼ毎年続けており、計22万6560部に上る。同信金が印刷費、同工場が紙を提供している。
 読本は横断歩道がない場所での安全な横断や、シートベルト着用の重要性などについて、イラストや文章で分かりやすく伝えている。
 八戸警察署で行われた贈呈式では、同信金の益子政士理事長と同工場の佐藤啓一上席執行役員工場長が、同協会の速水悦子会長に冊子を手渡した。
 速水会長は取材に「親子で読んで事故がないようにしてほしい。寄贈を続けていただいて感謝している」と謝意を示した。
 益子理事長は「地域の安全を守るお手伝いができれば」、佐藤上席執行役員工場長は「少しでも地域振興に貢献したいとの気持ち。今後も継続していきたい」と話した。

青い森信金、あすから服装多様化/
職員の“しんきん”感向上へ

青い森信用金庫は4月1日、正規職員を対象に服装の多様化を始める。勤務時の服装に「ビジネスカジュアル」など3区分のドレスコードを制定。男性はネクタイを着けないジャケットスタイルが認められ、女性は制服の着用がなくなる。同信金は「地域のお客さまに『しんきん(親近)感』を持ってもらえれば」とアピールしている。

男性はこれまで、夏場のクールビズ期間を除いてネクタイ着用のスーツ姿だったが、ビジネスカジュアルではジャケットやポロシャツなどの襟付き上着が着用可能になる。「スタンダードスタイル」は、ネクタイを外したスーツ姿となる。

女性の場合、現行は管理職を除いて制服着用がルールだが、ビジネスカジュアルではジャケットなどを取り入れ、ヒールのないパンプスを履けるようになる。スタンダードスタイルは、ビジネス用のスーツやブラウスなどが基本となる。

藤森義人総務部長は「『もっとお客さまの身近に』をテーマに、親近感アップを目指したい。職員の働きやすさや自主性の推進にもつなげていく」と話した。

中央病院に寄付(2021/03/25)

 青い森信用金庫十和田営業部「おりひめ会」(古舘順子会長)は19日、十和田市立中央病院に対し、小児科外来や院内保育所で使う知的玩具や絵本などの購入に活用してほしいと、10万円を寄付した。
 同会は、同営業部と取引のある女性会員44人で構成。同病院への寄付は7回目で、例年は新年祝賀会で行うチャリティーオークションの収益金を寄付に充てていたが、本年度は新型コロナウイルスで祝賀会を開催できなかったため、会員の年会費から寄付した。
 古舘会長らが同病院を訪れ、丹野弘晃事業管理者に目録を渡した。

青い森信金と東奥信金、連携し施策推進へSDGs共同宣言(2021/03/13)

 青い森信用金庫(本店・八戸市)と東奥信用金庫(弘前市)は12日、国連が掲げる「SDGs」(持続可能な開発目標)を金融活動に結び付け、地域課題の解決を目指す「SDGs共同宣言」を発表した。両信金が「地域経済」「地域社会」「地域環境」の3分野で連携し、地域金融機関として青森県の持続的な発展に向けた施策を進める。
 共同宣言では、両信金共通の取り組みとして16項目を掲げ、地域経済の振興につなげる中小事業者の経営・創業支援、販路開拓サポート、感染症や自然災害の影響に対する支援を推進。地域社会分野では特殊詐欺被害防止や働き方改革などを強化し、環境分野はクールビズ・ウォームビズの実施や清掃活動を展開する。
 同日は両信金それぞれが独自のSDGs宣言も発表した。地域活性化に向けた取り組みを重視する青い森信金は「宣言によって、これまでの活動もSDGsにつながっていることを職員一人一人が改めて認識し、今後も地域社会に貢献していきたい」としている。

青い森信金職員、50万円寄付(2021/03/08)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)の職員が2日、第93回選抜高校野球大会(19日開幕)に出場する青森県立八戸西高(渡辺学校長)野球部に対し、50万5千円を贈呈した。
 寄付金は、同校野球部OBの石郷岡浩紀さん(27)、今川智由さん(25)らが発起人となって、初めて甲子園大会に臨むナインの力になろうと、職員から募った。
 同校での贈呈式では、石郷岡さんらが渡辺校長に目録を手渡し、「甲子園出場はOBの悲願。楽しく、全力でプレーしてきてほしい」(石郷岡さん)、「八戸西のプレースタイルを貫いて勝利し、校歌を聞かせてほしい」(今川さん)とエールを送った。
 渡辺校長は「OBの思いを、生徒たちに届けたい」と謝意を示していた。

中心街活性化に役立てて/信金中央金庫が市に寄付(2021/03/02)

 信金中央金庫(本店・東京)は2月24日、八戸市中心市街地活性化事業に役立ててもらおうと、市に1千万円を寄付した。
 寄付は、同金庫創立70周年記念事業として創設した、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用した「SCBふるさと応援団」による。青い森信用金庫からの推薦により、同市八日町番町地区の街区整備に向けた調査や空き家再生、市美術館企画展事業に活用される。
 同26日は信金中央金庫東北支店(仙台市)の市川正造支店長が市庁を訪問。小林眞市長に目録を手渡し、小林市長からは感謝状が贈られた。
 市川支店長は「社会的意義の大きな事業を円滑に進め、八戸市の価値を一層高めてもらえたら。今後も地域との連携を強めていきたい」と話した。

コロナ苦境の飲食店支援/青い森信金、22日特設サイト開設(2021/02/19)

 青い森信用金庫は18日、新型コロナウイルスの影響で苦境が続く青森県内の飲食店を支援するため、店のお薦めメニューや感染防止対策などをPRする特設サイトを22日に開設すると発表した。スタート時の参加は50店舗程度だが、順次追加される予定。地域の中小企業・小規模事業者を支える金融機関として、飲食店の利用回復につなげたい考えだ。
 同信金によると、飲食店の集客支援プロジェクト「新型コロナウイルス対策あんしん宣言!」を立ち上げ、特設サイトで参加店の基本情報やメニュー、ホームページなどを発信。国が公表する飲食店関係のガイドラインに基づいた感染予防対策なども紹介する。
 参加対象は県内の飲食店で、接待を伴う営業形態は除く。現時点で参加申し込み手続き中の店が170店舗ほどあり、順次追加される見通し。特設サイトは同信金のホームページからアクセスできる。感染収束後は仕様を変更し、飲食店の集客支援サイトとして引き続き活用する方針だ。
 同信金地域支援室の担当者は「飲食店の苦境が続けば、食材などを供給する取引業者への影響も大きい。店側も利用客も一緒に感染予防に気を付けながら、飲食店を利用してもらえるようにしたい」と話した。

青い森信金がパンフレット発行/経済回復へ旅をしよう(2020/10/06)

 青い森信用金庫は、青森県内の観光地を巡るモデルコースを作成し、行程をまとめたパンフレット「来て見て青い森魅力まるごと観光ツアー」を発行した。八戸市、下北エリア、津軽地方など地域別に5コースを提案し、全て2泊3日で企画。県内への視察や親睦ツアーの誘致を見据え、5日に全国の信金や関係機関計約300団体にパンフレットを発送した。新型コロナウイルスの影響で地域経済が疲弊する中、観光を通した消費喚起によって経済の回復につなげたい考えだ。
 モデルコースは、▽弘前市を中心に巡る「津軽大正ロマンを感じさせる旅」▽八戸市を巡る「おんでやぁんせ八戸の旅」▽青森市や五所川原市を巡る「青森満喫の旅」▽下北や三沢市を巡る「本州最北端の下北満喫の旅」▽八戸や十和田市を巡る「八戸・十和田 絶景・美食の旅」の五つ。
 八戸の旅では、新社殿が再建された蕪嶋神社、種差海岸、中心街の横丁、館鼻岸壁朝市、八食センターなどをコースに組み込んだ。
 青い森信金としては初めての取り組みで、青森が誇る食や自然、文化などの魅力に着目。県内各地の営業拠点から情報を集め、観光団体のアドバイスも反映させて作成した。取引先の飲食店や宿泊施設、土産品も一緒に掲載し、観光消費による経済波及効果が拡大するように工夫を加えた。
 東京都発着の旅行も追加された政府の観光支援事業「Go To トラベル」が本格的に始動したことを踏まえ、全国に広がる信金ネットワークを生かして誘客促進を図るのが狙いだ。
 パンフレットのデジタル版は、青い森信金のホームページから閲覧できる。全国の信金には県の観光ガイドブックなども発送した。
 青い森信金地域支援室は「宿泊を伴う観光は経済効果が大きい。GoToなどのキャンペーンも活用してもらい、地域経済の活性化につなげたい」としている。

大館中に音響設備寄贈(2020/09/18)

 八戸市の住宅会社「第一ホーム」(岩渕義昭社長)は11日、青い森信用金庫が取り扱う「しんきんSDGs私募債『ちいきのミライ』」の発行に伴い、市立大館中(本間孝浩校長)に音響設備を寄贈した。
 同私募債は、信金の取引先企業が発行した総額から手数料の一部(発行額の0.2~0.35%相当)を割り引き、その分を活用して企業が学校や児童福祉施設などに物品を贈る仕組み。
 同社は8月25日付で運転資金として5千万円を発行し、寄贈先に岩渕社長の出身校の同校を選んだ。音響設備は全方位に音が届くマイクセット。新型コロナウイルスの感染予防策で生徒が大きな声を出すのを控えているため、文化祭の演劇などでも声が聞こえやすいように活用するという。
 同校で行われた贈呈式では、岩渕社長が本間校長に目録を手渡し、「学校や地域の行事で使ってもらえれば」と述べた。本間校長は「大変ありがたい。文化祭など生徒の発表の場で使用したい」と謝意を示した。

涼しげ、夏祭り気分に/青い森信金、浴衣姿で業務(2020/08/06)

 青い森信用金庫は、青森県内の夏祭りシーズンに合わせ、県内全49店舗で、職員が浴衣で業務に当たる企画を順次実施している。八戸三社大祭の最終日となった4日は、八戸市の廿三日町支店の職員が浴衣姿を披露し、来店客に涼を届けた。
 新型コロナウイルスの感染拡大で、県内各地の夏祭りが中止や規模縮小になったことを受け、県民に祭りのムードを楽しんでもらおうと全店舗で企画。7月30日から9月25日にかけ、地域の祭りシーズンに合わせて各店舗で実施する。
 廿三日町支店では4日の一日限定で、職員10人が涼しげな浴衣姿で業務に当たった。店内は7日まで三社大祭をイメージした装飾品や山車絵などを飾り付け、祭りの映像も流している。
 支店がある中心街の目抜き通りは、本来であれば「お通り」の合同運行などが行われる会場だが、今年は運行が取りやめになった。根城秀樹支店長は「祭りが身近な地域の支店なので残念だったが、お客さまに少しでも雰囲気を味わってもらえれば」と話した。
 職員の室谷春夏さん(24)は「お客さまが浴衣姿を喜んでくれてうれしかった。たまには浴衣で仕事をするのもいいですね」と笑顔を見せた。

青い森信金と三菱製紙八戸工場/「親子で読んで」交通安全読本寄贈(2020/04/19)

 今春入学した小学1年生に交通安全の大切さを学んでもらおうと、青い森信用金庫(益子政士理事長)と三菱製紙八戸工場(佐藤啓一工場長)は16日、八戸地区交通安全協会(速水悦子会長)に「母と子の交通安全読本」2470冊を寄贈した。
 寄贈は1969年から毎年行われ、累計22万3810冊に及ぶ。横断歩道のない道路や、歩行者用信号の安全な渡り方などを、かわいらしいイラストと分かりやすい文章で伝えている。
 この日、八戸警察署で行われた贈呈式では益子理事長と佐藤工場長が、児童の交通事故ゼロへの願いを込めた読本を、同協会の速水会長に贈呈。速水会長は「今は家にいる機会も多いと思う。親子で読んでいただければ」と話した。
 読本は八戸、階上、五戸、おいらせ、六戸、新郷の6市町村にある62小学校の新入生に配布済み。

新入職員14人社会人の第一歩/青い森信金入庫式(2020/03/28)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)は27日、八戸市の鍛冶町支店で2020年度の入庫式を開き、新入職員14人が社会人としてのスタートを切った。
 新入職員は男性6人、女性8人で前年度比1人減。内訳は大卒10人、専門学校卒1人、高卒3人。28日までの研修を経て、各店舗などに配属される。
 益子理事長は「中小企業が抱える悩みを相互扶助の精神で解決するのが信用金庫の役割。お金を貸す前に知恵を貸すことが一番大切だ」と激励し、一人一人に辞令を交付した。
 新入社員を代表し、八戸桔梗野支店に配属される吉田健汰さん(22)=おいらせ町出身=は「日々の職務に励み、地域のさらなる発展へ貢献していく」と誓いの言葉を述べた。
 八戸市の沼館支店に配属となる大下暁音(あかね)さん(21)=同市出身=は取材に「あいさつやコミュニケーションを大切にしたい。中小企業を支援し、地元の八戸に貢献できれば」と話した。

全県に拡大、初の総会/青い森信金「青年経営者の会」(2020/01/23)

 青い森信用金庫(益子政士理事長)が若手経営者の交流を目的に立ち上げ、八戸、十和田両地区の会員が先行加入していた「青年経営者の会 青い森しんきんNEXAS(ネクサス)」に、今月から新たに青森、弘前津軽、下北各地区の会員が加わり、同信金の営業エリア全体に拡大した。22日、青森市で全会員を集めた初の総会が開かれ、会員が企業の成長や地域活性化への決意を新たにした。
 同会は50歳以下の中小企業の経営者や後継者、幹部社員で構成。昨年1月に八戸、十和田両地区で会員を先行募集し、今月には2次募集分として津軽地方の2地区と下北地区が加わった。会員数は計128人となった。
 総会では、益子理事長が「セミナーにとどまらず、会員相互のつながりを深めるイベントも検討している。末永い付き合いをお願いしたい」とあいさつ。2020年の事業として、年6回セミナーを開催するなどし、会員同士のネットワークづくりを行うことを決めた。また、同日は日本銀行青森支店の勝浦大達支店長が、青森県内の経済動向について解説。懇親会も開かれ、会員同士が親睦を深めた。