東京鉄鋼株式会社

本社所在地 栃木県小山市横倉新田520
電話番号 0285(27)4411
設立 1939年6月23日
資本金 58億3998万7808円
売上高 796億1700万円
従業員数 815人(連結含む2024年3月31日現在)
支店・営業所・工場 東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡、韓国、本社工場、八戸工場
関連会社 トーテツ興運、トーテツ産業、東京鉄鋼土木、トーテツメンテナンス、関東メタル、トーテツ資源
【HP】  https://www.tokyotekko.co.jp/ja/index.html

生産担当兼環境リサイクル担当取締役上席執行役員 武笠 達也 氏

採用情報

職種 オペレーター(製鋼・圧延)、保全(電気・設備)
勤務地 八戸工場(八戸市)
勤務時間 ※配属先によって変更の可能性あり
(例)8:30~17:00、6:30~15:00/14:30~23:00/22:30~7:00
インターンシップ あり。7月以降随時開催
社会人採用 あり。随時
採用実績 2024年度 12人(八戸配属3人)、23年度 14人(3人)、22年度 20人(5人)
給与 総合職 大卒22万3000円、東北地区一般職 大卒20万5600円、高専、専門卒19万3600円、高卒18万600円
諸手当 深夜勤務、交替勤務、熱間、職種、サンプレ、家族、公的資格など
昇給 年1回(4月)
賞与 年2回(7月、12月)
休日休暇 年間休日 112日(配属先によって 126日)、有休付与 20日(入社時)、慶弔休暇など
福利厚生 労働組合、持株会、永年勤続、資格取得奨励、慶弔見舞金、食堂、大浴場、体育館、借上独身寮、スポーツ観戦チケットなど
大卒選考の流れ 書類選考→1次面接・適性検査→最終面接
お問い合わせ 総務・人事部 人事二課 (電話)0178(28)9195
jinjinika@tokyotekko.co.JP

高度な技術力持つ企業へ

 ―経営理念は。
高度な製造技術力・開発技術力・施工技術力を持ったオンリーワン企業グループを目指している。▽鉄のリサイクルを通じて社会に貢献する▽最先端の建設パーツ・システムを開発し、建設業の発展に寄与する―を掲げる。
―どんな製品があるか。
表面の節がねじ状の鉄筋コンクリート用棒鋼「ネジテツコン」を生産。どこで切断してもねじ締めによる接合が可能で、鋼種・サイズをカラーによって識別できる。建設業の現場では施工の省力化、効率化を図れる商品として提案し、使用されている。
栃木県小山市の本社工場で製造する棒鋼は全てネジテツコン。八戸工場では普通の棒鋼をメインとし、ネジテツコンの製造も行っている。
―現状の課題は何か。
八戸工場は棒鋼の生産販売とリサイクルの2事業を展開する。人口減少で需要が細る中、建設現場では働き方改革や効率化を求める声がある。汎用(はんよう)品から付加価値のある商品にシフトし、それらをより効率的に生産することが課題だ。
リサイクルでは、廃自動車や廃家電の破砕により回収した混合状態の有用資源を、素材ごとに選別する機能を強化し、選別後の品位向上を図っていきたい。
―求める人材は。
これから新しいことをやっていきたいのでやる気や情熱、チャレンジ精神のある人を望む。
―福利厚生は。
工場は本年度から休日を12日間増やした。有給休暇は入社の4月1日時点で20日間付与しているのも特徴だ。

吉原育英会が濃度計など寄贈/名農高と千葉高に(2023/06/24)

八戸市の吉原育英会(理事長・吉原〓(矢の大が母)文(つねぶみ)東京鐵鋼社長)は15日、青森県立名久井農業高(小泉朋雄校長)に研究活動で使用するポータブル炭酸ガス濃度計1台(38万円相当)、千葉学園高(岡本潤子校長)に看護科の実習で用いるエレガントスクリーンや導尿・かん腸シミュレーターなど(50万円相当)を寄贈した。
同財団は1974年に設立。県出身の学生に奨学金の給付や無利息貸与を行ってきた。本年度は給付型で2人、貸与型で3人の奨学生を決定。学校への助成は2008年から毎年続けている。
八戸グランドホテルで助成事業贈呈式が開かれ、吉原理事長が両校長に目録を手渡した。小泉校長は「大切に活用させていただき、研究をさらに進めたい」と話し、岡本校長は「生徒たちの能力を高めるために使わせていただく」とお礼を述べた。

プラごみを再商品化/八戸市回収、実証事業/東京鉄鋼八戸工場 粉体カーボン製造着手(2022/11/27)

プラスチックごみ(プラごみ)のリサイクルや将来的な分別回収を目指す八戸市の実証事業で、東京鉄鋼八戸工場は26日、回収したプラごみの再商品化に着手した。同工場の炭化炉施設で熱分解し、棒状の鋼材「棒鋼」などの原料となる「粉体カーボン」を製造する。

分別回収は10月17日から、小中野と江陽の両公民館で実施。一辺50センチ以内で100%プラスチック製の物が対象で、1カ月間で約630キロが集まった。
26日は市職員や報道陣にプラごみをシュレッダーで裁断した後、破砕機に投入し、さらに細かく粉砕する場面を公開した。この後、鉄分などを取り除き、約4時間かけて熱分解した。粉体カーボンができるまでに要する時間は計約10時間。
同工場では2005年から、廃自動車の破砕後に残るプラなどを熱分解し、粉体カーボンへのリサイクルを行ってきた。熱分解時に発生するガスも施設内での発電に再利用している。
自治体が回収するプラごみを扱うのは初めて。岡山陽一副工場長は「(廃自動車と違って)金属などが交ざっておらず、処理的には難しくない」と話した。
回収事業は12月23日まで実施。その後、来年1月初旬にかけて、同工場で再度粉体カーボンを製造する。