株式会社サンデー

社名 | 株式会社サンデー |
---|---|
本社所在地 | 八戸市根城6の22の10 |
電話 | 0178(47)8511 |
設立 | 1975年5月 |
事業内容 | DIY用品(日曜大工用品)を中心に、住まい、暮らし、余暇関連の生活用品を販売するホームセンターチェーン |
資本金 | 32億4189万円 |
売上高 | 497億円(2022年2月現在) |
従業員数 | 2201人(2022年2月現在、正社員761人、パート1440人) |
店舗数 | 東北6県に109店舗 |
関連会社 | イオン株式会社 |
氏05339-20220805174235714-850x567.jpg)
代表取締役社長 川村 暢朗 氏
採用情報
職種 | 販売職(店舗にて売場管理や商品知識を習得し、店舗経営の基礎を学んだ上で、将来的には、店舗や本社でのキャリアアップが可能) |
---|---|
勤務地 | 青森、岩手、秋田、宮城、福島、山形各県 |
勤務時間 | 7:00〜20:00(実働7〜8時間のシフト制) |
インターンシップ | あり。長期期間中に実施。 |
社会人採用 | あり。都度 |
採用実績 | 2022年41人、2021年48人、20年47人 |
初任給 | 大卒20万4000円、専門短大卒17万9000円、高卒16万9000円(2022年度実績) |
諸手当 | 職位、住宅、子女教育、通勤、時間外ほか |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(6、12月) |
休日休暇 | 年間115日。年次有給、リフレッシュ、特別、産前産後ほか |
保険 | 社会保険完備(雇用、健康、厚生年金、労災) |
福利厚生 | 借り上げ社宅、慶弔見舞金、育児休業、介護休業ほか |
大卒選考の流れ | マイナビからエントリー→会社説明会と1次試験→最終面接→内々定 |
---|
お問い合わせ |
人事教育部人材開発G (電話)0178(47)8516 E-mail:hideto_tanimura@Sunday.co.jp |
---|
夏マスク、熱中症心配 八戸市民らマナー定着、でも「暑い」(2020/07/07)
新型コロナウイルスの感染拡大で、生活の必需品となったマスク。着用することが「新たなマナー」として定着し始めているが、本格的な夏の到来を前に、青森県内ではマスク姿の市民から「熱中症が心配」などの不安が漏れる。ホームセンターや衣料品店などでは、通気性や冷涼感を重視した夏用マスクが注目されており、今夏は感染と暑さ対策の両立が大きなテーマとなりそうだ。
気象庁の3カ月予報によると、7月以降は全国的に暖かい空気に覆われやすく、平年並みかそれ以上の高温が続く見込み。9月も残暑が厳しくなると予想され、熱中症への警戒が呼び掛けられる。
「普段から汗かきだが、マスクをしていると、いつも以上に暑く感じる」と話すのは八戸市の会社員長谷修司さん(43)。営業先で汗が止まらず四苦八苦することもあるというが、「マスクを外すと、今の時代のマナーに反すると思われてしまう」と苦笑いを浮かべる。
体調面も心配の種だ。おいらせ町の無職下道誠二さん(70)は「暑い日にマスクをしていたら、頭がぼーっとしてしまって、危うく熱中症になりかけた」と、ひやりとした経験を話す。「適宜外して、水分補給をしないと今年の夏は乗り越えられないかも」と不安をのぞかせる。
マスク内は自身の呼吸で蒸され、化粧崩れを気にする女性も多い。同市の女性会社員(42)は「マスクが気になるので、最近はしない日もある」という。別の女性は「マスクに化粧が付くのが嫌なので、ガーゼやティッシュを中に入れたりしている」と苦労を明かす。
一方、アパレルブランドやスポーツメーカーなど企業は続々と夏用マスクを開発し、夏物商戦が活気づく。同市のホームセンター「サンデー」では6月中旬から、市内の縫製業「LDH」に製造を依頼した冷感立体マスクを販売。冷感素材を使っていることに加え、手洗い可能で、販売開始から注目度は高いという。
担当者は「県内では感染が落ち着いたとはいえ、まだまだ新型コロナへの警戒感は強い。多くの人に安心して着けてもらい、夏を乗り切ってほしい」と話す。
コロナ対応含む災害時協定締結 三戸町とサンデー(2020/07/02)

災害時協定では、地震や風水害が発生した際、町が同社から優先的に物資供給を受け、避難所運営や業務継続に役立てる。新型コロナに対してはマスクや防じん服などの確保を図る。
平時協定は、同社が商品配達や住居補修などを請け負うサービス「SUN急便」の中で、対面した町民の見守りのほか、道路や施設の異常に関する情報を町に提供する。
町役場で開かれた締結式で川村社長は「必要な時、必要な物を必要な量、届けられるようにする。住民の見守りを含め、一歩進んだ地元密着に取り組みたい」と意欲を強調。松尾和彦町長は「町内事業者の協力に今回の協定を加え、地域の安全を守る態勢を前進させたい」と話した。
町が民間事業者、団体と協力協定を結ぶのは災害時が7例目、平時は2例目。一方、同社側が自治体と結んだ協力協定は災害時が27例目、平時は5例目となった。
デジタル化の推進へ新部署 サンデー機構改革、コロナ感染予防で(2020/06/23)
東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)は22日、川村暢朗社長直轄の組織として「デジタル推進部」を新設する機構改革を発表した。新型コロナウイルスの感染予防を背景に、消費者ニーズが高まるインターネット通販のシステムを再構築するほか、デジタル化の推進によって業務効率の向上を図る。
デジタル推進部の新設は20日付で、全11人体制。ウェブサイトやスマートフォンのアプリ、会員制交流サイト(SNS)を活用した販売促進活動を展開し、購買行動の変化に対応する。労働効率を高めるため、定型業務の自動化やテレワークの導入などに向けた新システムの構築も進める。
経営企画室は「新型コロナの感染拡大を受け、ネット通販への関心が高まっている。デジタル化を進めてお客さまのニーズに対応していきたい」としている。
サンデー(八戸)出張サービス「SUN急便」快走 4年連続利用増、シニア層に人気(2020/06/17)

SUN急便は、指定区域であれば料金550円(税込み、1万円以上の購入で無料)で商品を配達するほか、電球の交換、網戸の張り替え、カーペットの敷き込みなども請け負う。「DIYアドバイザー」がスタッフとなり、住宅関連のリフォームも含めてサービス内容を充実させている。
同社によると、年間の利用件数は右肩上がりに増加し、19年度は配達が約5万4千件、補修・取り付け関連が約1万7千件に上った。現在、SUN急便が稼働しているのは東北地方の82店舗で、青森、岩手両県は全店舗で受け付けている。
配達は持ち運びが難しい大型家電を中心に、園芸用品、コメ、飲料、灯油などの依頼も多いという。特にシニア層の利用が伸び、リピート率も約7割と高い。
SUN急便を考案したのは、カーペットを購入した高齢女性の悩みを聞いたのがきっかけだった。女性は八戸市南郷地区で1人暮らしのため、カーペットを持ち帰るのに加え、張り替えにも時間と労力を要する。川村社長は「高齢化の進展により、住まいに関する困り事を抱えている人は多い。潜在的な需要が高いことを改めて認識した」と話す。
従来、配達サービスは店頭や電話での受け付けだったが、5月からはスマートフォンなどの「SUNDAYアプリ」にも対応。オンラインショップで商品を購入した場合でも配達の依頼が可能になった。首都圏など遠隔地にいる人が商品の注文と支払いを済ませ、地元で暮らす家族にSUN急便で届けることもできる。
配達完了後には依頼者にメールで通知されるため、高齢の家族の安否状況を確認できる「見守り機能」としての活用も提案する。
新型コロナウイルス感染拡大を背景に、インターネット通販や宅配サービスのニーズは高まっている。川村社長は「今後もSUN急便の認知度や満足度を向上させ、眠っている需要を開拓したい。少子高齢化社会に即した事業として育て、継続していく」と話した。
サンデーがペット専門店 八戸で今秋オープン目指す(2020/04/11)
東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)の川村暢朗社長は10日、八戸市城下4丁目に新業態となるペット専門店を開設する計画を明らかにした。ペットに関する総合サービスを手掛ける方針で、今秋のオープンを目指す。
川村社長はペット専門店の開設理由について「ペット関連は成長しているカテゴリー。その分野を総合的に取り扱いたい」と説明。ペットの販売に加え、アパレル、ドッグラン、写真スタジオ、病院部門など幅広いサービスを検討する。
新業態への参入を進める理由に関しては「さまざまなカテゴリーを専門店化すれば、一つの店舗に集約する際にさらなる強化につながる」との考えを示した。
同社が2021年2月期(20年3月~21年2月)に新規出店するのは、ペット専門店、いわき平店(福島県いわき市)、塩釜店(宮城県塩釜市)の3店舗で、全108店舗になる。
サンデー通期7期連続増収 特別損失計上で純損益は赤字に(2020/04/11)
サンデー(八戸市)は10日、2020年2月期通期(19年3月~20年2月)の決算を発表した。売上高は前期比0・9%増の493億100万円で、7期連続の増収。一方、純損益は特別損失を計上したことなどで4億6600万円の赤字となった。赤字は10期ぶり。
営業利益は117・4%増の3億7800万円、経常利益は75・9%増の4億500万円。店舗運営のコスト抑制や、物流の最適化を図ったことなどが営業利益を押し上げた。
4~5月の10連休に合わせ、レジャー用品やガーデニング関連が好調だったほか、8月にはお盆向けの切り花やバーベキュー用品などが堅調に推移。一方、下半期は10月の消費税増税による節約ムードや暖冬の影響を受け、除雪用品などの季節商品が低調だった。
純損益の赤字は、15年に吸収合併したホームセンター「ジョイ」から承継した、山形県内の8店舗に関する減損損失を特別損失に計上したため。川村社長は「将来に向け、今のうちに負の要素を処理すべきと判断した」と述べた。
21年2月期通期(20年3月~21年2月)の業績予想は、新型コロナウイルスの影響で見通せないとした。
「地域支えたい」47人が意気込み/サンデー入社式(2020/04/02)

川村社長はあいさつで「コミュニケーション能力を身に付け、地域のお客さまの変化に敏感に反応してほしい」と激励した。
それぞれ新入社員を代表し、田高海帆(みほ)さん(22)=むつ市出身=が「一日も早くお客さまの力になれるように、何事にも全力を尽くす」と誓いの言葉を述べ、小倉佑介さん(22)=六戸町出身=が川村社長から辞令を受けた。
八戸沼館店に配属される藤田宇史(たかふみ)さん(18)=八戸市出身=は取材に「より一層気を引き締め、八戸に住む一人として地域を支えていきたい」と意気込んだ。
新入社員の内訳は男性23人、女性24人。大学院・大学卒21人、短大・専門学校卒4人、高校卒22人。新型コロナウイルスの感染予防として、入社式は例年より規模を縮小して開催した。
高齢者見守り情報提供 サンデー、むつ市と協定締結(2020/01/29)

同社が地域の安心・安全に向けて自治体と見守り協定を締結するのは、久慈市、八戸市に次いで3例目。むつ市が協定を結んだ事業所数は115カ所となった。
市役所で開かれた締結式では、宮下宗一郎市長と川村暢朗社長が協定書を取り交わした。
同社は市内に2店舗を構える。川村社長は、商品配達や住居の修繕などを請け負うサービス「SUN(サン)急便」に触れ、「7割がリピーターで、毎週のように配達を利用しているお客さまがいる。お客さまの健康面などで感じたことを連絡し、対策を講じるのは有効だ」と語った。
宮下市長は「見守りネットワーク事業で、食品販売以外の小売業の登録は第1号。連携をきっかけに優しさでつながる街を目指し、取り組みを進めたい」と述べ、同社に協力を呼び掛けた。
サンデー(八戸)20年2月期中間決算、純利益54%増の2億6700万円(2019/10/10)

営業利益は26・4%増の3億6800万円、経常利益は18・7%増の3億8500万円に増加。前年は山形県内で展開する「ジョイ」の店舗名をサンデーに統一したことで関連投資が膨らんだが、今期は販売管理費を抑制した。
商品面では、春先は天候不順で苗物関連の販売が不調だったが、気温が上昇した梅雨明け後は扇風機やアウトドア用品などの売れ行きが伸びた。消費税率の引き上げを控え、低価格にした日用消耗品やペット用品の販売が好調に推移した。
一方、川村社長は、三沢南山店内に設けた100円ショップ「ダイソー」に関し、7月13日の開設から8月末までの集計で店全体の売り上げが前年同期比23%増、客数が74%アップしたことを明らかにした。
今後もフランチャイズによる展開を進め、年内に岩手、山形両県の計3店舗にダイソーのコーナーを開設する予定。青森県内では来期中の導入拡大を検討する方針だ。川村社長は「ダイソーによって特に若い世代の来店が増え、新たな客層の拡大につながった」と開設効果を強調した。
サンデー自社製品、東南アで生産拡大(2019/08/22)

同社によると、東南アジアでの生産は、昨年の秋物商品の製造から本格化。自社で開発した製品を現地の工場で作り、八戸、仙台、釜石(岩手県)の3港に輸送する。その後、各港から3カ所ある物流センターに運び、東北6県の全104店舗で販売している。
輸入実績は今年3~7月の5カ月間で、20フィートコンテナ換算で169本に上り、うち八戸港での受け入れは約4割を占める。ただ、ベトナムなどから同港に直航する国際コンテナ定期航路はなく、東京港で貨物を積み替える必要がある。
東南アジアで製造する商品は多岐にわたり、バーベキューこんろやテント、チェア、木炭といったアウトドア用品の他、扇風機、すだれ、作業用帽子など。今後は長靴や作業用衣料、防寒着なども作り、製造品目を増やしていく予定だ。
川村社長は「中国は流通コストが上昇しつつあり、今は東南アジアに優位性がある」と説明。流通経費の削減は売価を安くすることにつながるため、「価格面や安定供給でお客さまにもメリットが生まれる。消費者の声を商品開発に反映させ、さらなる品質向上を進めたい」とアピールする。
一方、八戸港を活用したベトナムなどからの輸入促進は、地元が目指す東南アジア航路誘致の後押しにもなる。同港には以前、台湾を経由する東南アジア航路があったが、2012年に廃止されて以降、八戸と東南アジア方面を直接結ぶ国際定期航路はない。
近年、同港は台湾向け輸出が好調に推移しており、急速に発展する東南アジア諸国へも将来的な輸出増大が見込まれる。こうした現状を踏まえ、八戸市や関係団体は船会社に航路開設を働き掛けているものの、輸入貨物の少なさが輸送効率に関わるネックとなり、大きな進展は見られていない。
地元の港湾関係者は「輸入が伸びることは、船会社にアピールする上で良い材料になる。他の企業にも八戸港を活用する動きが広がり、航路開設につながってほしい」と期待を寄せる。
20年度には八戸と仙台を結ぶ「三陸沿岸道路」(総延長359キロ)が全線開通する見通しで、東北に店舗網を築くサンデーにとっては、港湾を活用した物流はさらに重要性が高まる。
川村社長は「メリットが多くなれば、地元である八戸港の利用を増やすことも検討したい」としている。