プライフーズ株式会社
社名 | プライフーズ株式会社 |
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本社所在地 | 八戸市北白山台2の6の30 |
電話 | 0178(70)5506(代) |
設立 | 1965年2月 |
事業内容 | ブロイラー事業(鶏の飼育、食肉製造、トレーパック製品製造、加工食品製造、販売)、種豚生産販売事業、食鳥処理機械販売事業 |
資本金 | 17億9390万円 |
売上高 | 842億1800万円(2024年3月決算) |
従業員 | 3580人(2024年3月現在) |
事業所・工場 | 49拠点(詳細はHP参照) |
関連会社名 | KPダイニング(株)、鳥巧商事(株)、(株)PJ二戸フーズ |
代表取締役社長
藤井 伸一 氏
採用情報
職種 | 飼育管理(種鶏場・孵卵場・飼育農場)、製造管理(解体処理・パック製造・加工食品)、営業 他 |
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勤務地 | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、茨城県、東京都、兵庫県、広島県 他 |
勤務時間 | 基本 8:00~17:10 |
インターンシップ | あり。8~9月、12~1月 |
社会人採用 | あり。通年 |
採用実績 | 【新卒】2024年度32名、2023年度33人、2022年度40人 【社会人】2023年度32人、2022年度21人、2021年度22人 |
初任給 | 大学院卒24万円、大卒23万円、高専・専門卒21万円、高卒20万円 |
諸手当 | 通勤・時間外・資格手当※社内規程に準ずる |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
休日休暇 | 107~115日(事業所により異なる。おおむね週休2日) |
保険 | 健康、厚生年金、労災、雇用 |
福利厚生 | 工場・農場制服貸与、借上社宅補助8割 |
大卒選考の流れ | WEB会社説明会→ES→適性検査→選考(2回)→内々定 |
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お問い合わせ |
人事総務部採用担当 (電話)0178(32)6245) Email:ml-pfrecruit@prifoods-pf.jp |
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―経営理念は。
鶏肉加工の食品工場建設/プライフーズ(八戸)、旧八戸北高南郷校舎跡地に/26年10月稼働開始(2024/3/28)
八戸市の「プライフーズ」の藤井伸一社長は27日、本紙取材に対し、同市南郷市野沢の旧青森県立八戸北高南郷校舎の用地について、売買契約の締結が完了したことを明らかにした。活用方法として鶏肉を加工する食品工場を建設し、2026年10月の稼働開始を目指す。鶏肉の加工や袋詰めなど1日当たり4万~5万羽の取り扱いを可能とし、食育推進の観点から子どもらが見学できる施設にする方針。藤井社長は「北海道から首都圏まで商品を届けられる基地にしたい。鶏肉の加工プロセスも見られる工場にする」としている。
旧南郷校舎は17年に閉校。敷地面積5万1956平方メートルの跡地活用を巡って、県が公募型プロポーザルを実施し、昨年7月に同社の事業提案が採用された。建物を含む土地の売買契約は今月22日、同社と県、市の3者で締結。旧校舎の建物は解体する方向で、24年度中の着工を目指している。
新工場では、新たに100~130人程度を雇用する見込み。地元南郷地区を含む市内だけでなく、岩手県北からの採用を計画している。設備面では、自動で鶏肉をカットする機械や人工知能(AI)を活用した検品機、これまで手作業で行ってきた鶏肉の部位を組み合わせて袋詰めする機械などを導入し、省力化を図る。
取り扱う製品については従来品のほか、新商品も手がける見通しで、現在取引先と調整している。施設見学に関しては、子どもたちが試食や調理体験などもできるようにし、食育にも貢献したい考え。
藤井社長は「1人当たりの生産性も上げられるような工場にする。地域の方に全国で食べられている鶏肉を加工する工場への理解を深めてもらいたい」と新工場の狙いを強調した。
ユニホームパートナー契約更新/ヴァンラーレ プライフーズ(八戸)と/サッカーJ3(2024/02/14)
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は、プライフーズ(八戸市)と2024年シーズンのユニホームパートナー契約を更新した。ホームスタジアムのネーミングライツ(施設命名権)を持つ企業が、3年連続で地元チームを後押しする。
新たなユニホームにも、プライフーズのロゴが背面の上部に印字される。13日に同社を訪れ、ユニホームを披露したヴァンラーレの下平賢吾社長は「引き続き、プライフーズの名前を背負ってプレーできることは大変ありがたい」と感謝した。
プライフーズの藤井伸一社長は取材に「今年もスタジアムが、週末に皆が集い、皆が喜ぶ場所になり続けてほしい。そして悲願のJ2昇格を果たしてもらえれば」とエールを送った。
同社は、ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける。20年1月から、ヴァンラーレがホーム戦で使う八戸市多賀多目的運動場天然芝球技場のネーミングライツを有するスポンサー企業となっている。
プライフーズ(八戸)キッチンカー導入/五穀味鶏使用「揚げ鶏」販売/29日、ヴァンラーレホーム戦に初出店(2023/7/27)
ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける「プライフーズ」(八戸市)がキッチンカーを導入し、26日に本社で関係者にお披露目した。自社の銘柄鶏「五穀味鶏」を使ったグルメ「揚げ鶏」をメインに販売する。29日に同市のプライフーズスタジアムで行われるサッカーJ3・ヴァンラーレ八戸のホーム戦に初出店する予定だ。
主力商品の揚げ鶏は、スタジアムで観戦しながら食べやすいようにスティック状にしたのが特長。「パリパリうま塩」「ガツンと醤油」「ザクザク旨辛」の3種類を展開する。五つの穀物で育てた五穀味鶏の豊かな味わいや歯応えの良い肉質を引き立たせ、スパイスにもこだわったという。
この日は、同社の藤井伸一社長がキッチンカーを紹介し、ヴァンラーレの関係者と共に揚げ鶏を試食。藤井社長は「八戸を中心とした地域の方々に、キッチンカーでプライフーズの鶏肉を直接届けたい。食べながらヴァンラーレを応援してもらえれば」とPRした。
キッチンカーは当面、ヴァンラーレのホーム戦に合わせてスタジアムに出店する。今後は他のイベントへの参加も検討しており、藤井社長は「地域のにぎわいに貢献したい」と話した。
29日に開催されるヴァンラーレ―FC大阪戦は、同社の冠試合の「プライフーズマッチデー」となる。参加17店舗が五穀味鶏を使ったグルメを提供するイベント「ヴァン飯カップ」も行われる。
旧八戸北高南郷校舎/プライフーズ(八戸)取得へ/県のプロポーザルで事業採用/設備投資の一環、有効活用(2023/7/7)
2017年に閉校した旧青森県立八戸北高南郷校舎(八戸市南郷市野沢)の利活用に向けた県の公募型プロポーザルで、ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける「プライフーズ」(同市)の事業提案が採用されたことが6日、分かった。同社は事業実施候補者に選定され、県との協議を経て土地・建物の売買契約を締結する見通し。かねて藤井伸一社長は本紙取材に対し、人手不足を見据えた省力化や生産性向上に対応するため、積極的な設備投資を進める意向を示しており、施設の有効活用を図るとみられる。(取材班)
同日、県が公募型プロポーザルの結果を公表した。県と市は南郷地区の活性化を目的に、旧八戸北高南郷校舎を売却する方針を決定。民間事業者から利活用に向けたアイデアを募った。
5月に現地視察などを実施し、6月26日まで企画提案書を受け付けた結果、プライフーズ1社が応募。今月3日の審査会で事業実施候補者に選定された。
県財産管理課によると、土地は面積5万1956平方メートルで、旧校舎は鉄筋コンクリート造りの4階建て。今後の具体的なスケジュールは未定だが、同社との売買契約に向けて手続きを進めるという。事業者の提案内容は公表していない。
一方、同社は詳細な事業内容について検討中としているが、これまでの取材に対し、藤井社長は積極的な設備投資を進める意向を表明。「老朽化した工場を更新しつつ、能力を拡充する一方で、人手不足対応の省力化を図る必要もある」などの考えを示していた。
同社は八戸を中心とした北東北を主力エリアとし、八戸地域の処理工場と加工食品工場を再編する計画も進めている。設備投資による成長戦略を描き、将来的な鶏の供給量は現在の5800万羽前後から、国内シェアの1割となる7千万羽への増強を目指す方針だ。
【写真説明】利活用に向け、青森県による公募型プロポーザルが実施された旧八戸北高南郷校舎。プライフーズが提案した事業が選定された=5日、八戸市
エコノミックマンデー サブチャンネル/拓く 北奥羽の経営者たち/国内シェア1割へ積極投資/北東北の養鶏業界けん引するプライフーズ社長・藤井伸一氏/「30年先も八戸を中心に、地域循環の形を」(2023/6/26)
ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける「プライフーズ」(八戸市)。前身の第一ブロイラー時代から「チアーズ」ブランドで親しまれ、北東北の養鶏業界をけん引するリーディングカンパニーに成長した。人手不足に対応した省力化や生産性向上に取り組み、設備投資にも積極的だ。代表取締役社長の藤井伸一氏(59)に、今後の成長戦略などを聞いた。
―業界や会社の現状は。
飼料価格や電気を中心としたエネルギーコストが高止まりしている。コストプッシュの厳しい状況は一定程度続くだろう。
これだけ物価が上昇すると、従業員を含め人々が生活を維持していくには給料が上がらないと厳しい。会社の体力も見ながらだが、人件費は続けて上げていかなければならない。難しいかじ取りが求められる。
―鶏肉人気は堅調。今後 の需要動向をどう見る。
健康志向の高まりを背景に、着実に消費は伸びている。かつて鶏の胸肉は消費者から敬遠されていたが、脂がないのは高タンパクで低カロリー。サラダチキンの登場で評価が高まり、消費のベースが上がった。
同じ畜産品で見ると、牛肉や豚肉との相対比較で鶏肉はまだ安い。手に取りやすく、需要は底堅さがあるだろう。そのような特性があるのは大事なことだ。
―「アフターコロナ」の 企業運営の方向性は。
今年1月から5月にかけて米国、シンガポール、タイ、欧州へ出張し、世界は既に活力を取り戻していると感じた。新型コロナウイルスの注意は続けるが、積極的に動く時が来た。会社のイベントを従前に戻し、地域貢献事業を展開していく。当社には約3600人の従業員が在籍し、八戸うみねこマラソン全国大会やサッカーのヴァンラーレ八戸などを応援している。
7月にはキッチンカーを導入する予定だ。社名を付けていただいている八戸市のプライフーズスタジアムで、鶏肉を使ったスタジアムグルメを提供したい。
―会社の将来ビジョンや 成長戦略をどう考える。
30年先も八戸を中心に北東北を基地とした事業を続けていく。鶏の供給量も伸ばし、現在の5800万羽前後から、国内シェアの1割となる7千万羽を目指したい。この二つを実現するための成長戦略を描き、設備投資を進める。老朽化した工場を更新しつつ、能力を拡充する一方で、人手不足対応の省力化を図る必要もある。
今は八戸地域の処理工場と加工食品工場を再編する計画が進行中。東北町では今月より、鳥インフルエンザ対策にもかなう新種鶏場を段階的に稼働させる。
これからの畜産業は、環境に優しい産業であることも極めて重要だ。廃棄物を極力出さないよう、自社で肥料化に取り組んでいる。
―八戸地域の養鶏業がさ らに発展する可能性は。
将来的に養鶏の産地は偏在化し、八戸を中心とした北東北は一層優位になるだろう。フラットな丘陵地帯が農業基盤になっている。他の産地である南九州や北海道と比べ、主要市場の首都圏に近い競争の優位性もある。配合飼料を供給する八戸飼料穀物コンビナートが立地するのも大きい。
これまで輸入穀物に頼っていた飼料の原料に、地元のコメを使えないか検討したい。民間だけでできるものではなく、業界外の協力も必要だが、この地域で大きな循環を生み出したい。世界には先行きの不透明感が漂う。多少コストは上がっても、地元で安定的に確保できる体制を築くのはリスクマネジメントになる。
ブロイラー産業が地域を支えている自負と覚悟を持って活動したい。就職や進学で青森県を離れた人に「地元に戻ればプライフーズがある」と思ってもらえる会社を目指す。地域にコミットした存在でありたい。
会社概要
八戸本社は八戸市北白山台2の6の30。1965年に「第一食肉センター」として設立、66年に「第一ブロイラー」へ社名変更。2008年に4社統合で「プライフーズ」が誕生した。青森、岩手、広島各県や北海道などに拠点がある。従業員数は約3600人。23年3月期の連結売上高は823億9700万円の見通し。
略歴
ふじい・しんいち 島根県出雲市出身。1987年、プライフーズの親会社・三井物産(東京)に入社。中国支社長を経て、2020年4月に代表取締役専務上席執行役員としてプライフーズに着任した。同6月から代表取締役社長上席執行役員。
八戸地域の拠点網再編へ/プライフーズ 処理、加工工場整備/省力化へ大規模投資(2023/3/5)
ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がける「プライフーズ」(八戸市)が、八戸地域にある拠点網を再編し、鶏の処理工場と加工食品工場を新たに整備する計画を進めていることが4日、分かった。処理工場は3年以内、加工工場は5年以内の整備を目指す。少子高齢化により多様な産業で人手不足が顕在化する中、大規模な設備投資で省力化を図る考え。藤井伸一社長は取材に「30年先もこの地域で事業を継続していくため、かつてない規模で省人化と生産性向上の取り組みを進めていきたい」と意欲を示す。
鶏を解体し、部位ごとに仕分けする処理工場は現在、三沢市、軽米町、北海道伊達市、広島県三原市の全国4カ所にある。加工工場は八戸市、三沢市、五戸町、二戸市の北奥羽地方に計6カ所を展開する。
藤井社長によると、新工場の立地場所は八戸から半径20キロ以内を軸に、一定の雇用が確保できるエリアから選定する。既存工場の統廃合を検討しているが、主力である三沢の工場は今後も活用する方向。現在の雇用は維持する方針。
藤井社長は人材確保の現状について「人口減少や少子高齢化で確保しにくい環境になっている。省力化、省人化を実現する技術を積極的に導入することで、この地域での事業継続を図っていく」と説明する。
新工場の建設では、生産工程の見学や調理体験ができるコーナーの導入も視野に入れる。「加工の場面を見てもらうだけでなく、子どもたちがプライフーズの商品で調理を体験できるような設備も内包したい」と話す。
同社は2021年、三沢に細谷プロセスセンターを新設。同じ敷地内には処理工場があり、鶏肉の鮮度を保ったままパッケージ化して出荷し、小売店に「産地パック製品」として提供するなど、一貫生産体制の構築を強化している。
健康志向の高まりを背景に、鶏肉の需要は増加基調にある。胸肉やささみ肉を蒸して味付けした「サラダチキン」は人気を博し、業界のヒット商品となった。
藤井社長は「手頃な価格で良質なタンパク質を摂取できる鶏肉の消費は、今後も堅調に伸びていくだろう。工場の再編、新設は大きなプロジェクト。具現化に向けて内容を詰めていきたい」と語った。
「五穀味鶏」使用の2商品 オリジナルラベルで販売/ヴァンラーレとプライフーズがコラボ (2022/11/17)
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は、ブロイラーの生産や加工食品の製造、販売などを手がける八戸市のプライフーズとコラボレーションし、同社の銘柄鶏「五穀味鶏」を使用した2商品を20日に発売する。売り上げの一部はチームの強化費に充てられる。
商品は五穀味鶏の「オリーブオイル漬け缶詰」(税込み600円)と「参鶏湯(サムゲタン)風食べるスープ」(900円)。チームのマスコットキャラクター「ヴァン太」をデザインしたオリジナルラベルで販売する。
20日に行われるホーム最終戦会場の同市プライフーズスタジアムで取り扱うほか、21日以降はチームのオンラインショップで販売。市ふるさと寄付金の返礼品への登録も予定している。
同市多賀多目的運動場管理棟で16日に会見したプライフーズの丹波一弘執行役員人事総務部長は、「八戸の企業としてチームを後押ししたい。商品を広く手に取ってもらえれば」とPR。
試食した野瀬龍世選手は「スープは寒い季節にぴったり。缶詰もどこでも気軽に食べられておいしい」と太鼓判を押した。
軽米 卒業後の進路に向けて 軽米高で一日総合大学 丸鶏のさばき方実習も地元企業と大学が講義(2022/6/22)
岩手県立軽米高(金濱千明校長)は16日、卒業後の進路に向けて意識を高めることを狙いとした「一日総合大学」を校内で開催した。地元で働いている社会人や、大学関係者の講義を通じて、就労や進学後の学習について理解を深めた。
講義は企業(団体含む)と大学の2部門で実施。企業部門は二戸市の社会福祉法人「いつつ星会」や、二戸地域に拠点を構える機械製造、理美容、鶏肉加工の業者などが担当し、仕事の特徴や魅力を伝えた。大学部門は岩手大と岩手県立大の教員が、入学後の専門的な学習内容や、卒業後の進路について説明した。
1~3年生129人が受講。50分2こまの授業の中で、受講する企業や大学を自由に選べるようにした。
企業部門のうち鶏肉加工分野の授業では、鶏王国北いわて推進協議会の熊谷光洋会長が、生産量全国3位を誇る県内のブロイラー産業の概要を解説した。
生徒に作業に親しんでもらうため、丸鶏のさばき方実習も行った。フレッシュチキン軽米とプライフーズ(八戸市)の社員が講師を担当。包丁で手際良く切り分け、部位ごとに形を説明したり、生徒に手で感触を確かめさせたりした。
同校卒業生で、フレッシュチキン軽米に勤める若手社員2人がオンラインで登場し、入社のきっかけや会社での経験談を紹介した。
工藤春花さんは「元々は人見知りな性格だったが、優しい先輩に声をかけられ、よく話すようになった」と語り、「好きな仕事に就くのが一番楽しい。選択肢を広げるため、今から進路を考えて」とアドバイスを送った。
3年の田代晃一さんは「普段食べている鶏肉を加工している人たちの講義を受け、仕事への情熱を知ることができた。解体作業も初めて見て、勉強になった」と充実した表情を浮かべた。
空自空上げ 家庭でも 三沢基地の味、冷凍食品に 八戸・プライフーズ(2022/05/28)
ブロイラーの生産や鶏肉加工品の製造、販売を手がけるプライフーズ(八戸市、藤井伸一社長)が、冷凍食品「三沢基地空自空(から)上(あ)げ」の販売を始めた。航空自衛隊三沢基地内の食堂で提供している鶏肉の唐揚げを再現した商品。同社のオンラインショップ(楽天市場チキンねっと)で取り扱っている。
空自空上げは、三沢市特産のゴボウやニンニクなどを使った唐揚げ。市はご当地グルメ化するプロジェクトを展開しており、同社のブランド鶏「健然どり」が材料として活用されている。
同社も商品化を進め、今月20日から販売を開始した。担当者は「三沢でしか食べられなかった味をレンジ調理で簡単に家庭でも楽しめる。多くの人に空上げを知ってもらいたい」とPRしている。
税込み価格は1袋(300グラム入り)1080円。問い合わせは、チキンねっと=フリーダイヤル(0120)373029=へ。
ヴァンラーレ新ユニ披露 プライフーズ(八戸)とパートナー契約 サッカーJ3(2022/3/9)
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は8日、食肉加工品の製造、販売を手掛けるプライフーズ(八戸市)と2022年のユニホームパートナー契約を締結した。同社の社名と、看板商品である「五穀味鶏」の商品名が、背番号の上下にそれぞれ掲出される。ヴァンラーレと同社のユニホームパートナー契約は初めて。
プライフーズは20年1月から、市多賀多目的運動場天然芝球技場のネーミングライツ(施設命名権)スポンサーを務めている。
同日は同市のプライフーズ本社で締結式が行われた。藤井伸一社長は「ヴァンラーレのホーム戦は三八上北地域の皆さんがにぎわいを共有できる場。『勝つヴァンラーレ』を地元の方々に見せて、より地域を盛り上げてほしい」とエールを送った。
これに対し、ヴァンラーレの下平賢吾社長は「プライフーズの社名を着けて、プライフーズスタジアムで戦えるという二重の喜びをかみ締めて、今季を戦っていく」と話した。
新加入のFW武部洸佑(同市出身)は「ヴァンラーレ八戸を応援して良かったと思える結果を出せるよう“全緑(ぜんりょく)”で頑張る」と決意を示した。
ヴァンラーレ21日のホーム最終戦 頂点決める「ヴァン飯カップ」 五穀味鶏料理、人気投票スタジアムグルメ飲食業者11店(2021/11/18)
食肉加工品の製造、販売などを手掛けるプライフーズ(八戸市)とサッカーJ3のヴァンラーレ八戸は21日、同市のプライフーズスタジアム(多賀多目的運動場)で「第1回ヴァン飯(めし)カップ」を開く。ホーム戦でスタジアムグルメを出品する市内外の飲食業者11店が、プライフーズのブランド鶏「五穀味鶏」を使った料理を提供し、購入者の人気投票でナンバーワンを決める。
プライフーズとデーリー東北新聞社がマッチデースポンサーを務めるヴァンラーレの今季ホーム最終戦(FC岐阜戦)に合わせ、午前10時半から午後2時まで開催する。メニューは大澤商店(同市)のジャークチキン(税込み500円)、タイ料理アビ(五戸町)の唐揚げ(500円)など。
1セット800円の食券(額面千円分、投票券3枚付き)を購入し、気に入ったグルメに投票する。食券はクラブオンラインショップやフットサルアリーナ八戸で前売りしているほか、当日の会場でも購入可能。
問い合わせはヴァンラーレ八戸 電話0178(38)6644へ。
三沢基地空自空上げ1日デビュー ゴボウのサクサク食感特長(2021/9/29)
三沢市は10月1日、航空自衛隊三沢基地の隊員食堂で提供される唐揚げ「三沢基地空自(くうじ)空上(からあ)げ」について、新たなご当地グルメとして市内外の飲食店、スーパー計29店舗で提供を開始する。唐揚げを監修した同基地の久保田隆裕司令は「ゴボウのサクサクした食感としっとりした鶏肉が良く合う。地域の皆さんに愛されるメニューになることを願う」と期待を込めた。
三沢基地空自空上げは、ニンニクなどで味付けした鶏肉にささがきしたゴボウをまぶして揚げる、地域の特産品を活用した唐揚げ。
市は空自空上げをご当地グルメ化し、地域活性化、農産物の地産地消を図るプロジェクトを立ち上げ、7月末に体験喫食会を開くなど準備を進めてきた。
提供する唐揚げは▽市周辺地域産の鶏肉や市内産のゴボウ、ニンニクを使い、隊員食堂のレシピに沿って調理する「オリジナル」▽調理の過程や添え物に市産の食材を活用する「アレンジ」―の2種類を設定。28日現在で、10店舗がオリジナルのみ、13店舗がアレンジのみをそれぞれ販売する。両方を販売するのは6店舗。販売価格は各店舗で異なる。
鶏肉は抗生物質、合成抗菌剤不使用で育てた鶏「健然(けんぜん)どり」を使用。プライフーズ(八戸市)の協力で、メーカー直送で仕入れる。
28日は関係者が三沢市役所で発売予告会見を開いた。小桧山吉紀市長は「市内飲食店にかつてのにぎわいを取り戻すため、新たなご当地グルメを強く押し進めたい。ぜひ店に足を運び、おいしい唐揚げを味わってほしい」とPRした。