八戸酒造株式会社
本社所在地 | 八戸市大字湊町字本町9 |
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電話番号 | 0178(33)1171 |
設立年月日 | 1998年5月1日(創業は1775年・安永4年) |
資本金 | 2000万円 |
売上高 | 8億9千万円(2024年9月決算) |
従業員数 | 40名(2024年6月現在) |
関連会社名 | 男山株式会社、みちのくみなと未来株式会社 |
代表取締役社長 駒井 庄三郎 氏
採用情報
職種 | 製造全般、営業、総務 |
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勤務地 | 本社 |
勤務時間 | 8:30~17:00 |
インターンシップ | あり 8月初旬に5日間程度(2023年実績)、ご希望があれば随時ご対応の検討をいたします |
社会人採用 | あり、随時募集 |
採用実績 | 2022年度2人、23年度3人、24年度5人 |
初任給 | 大卒19万9353円、高卒18万4143円(2023年度) |
諸手当 | 通勤手当、家族手当、住宅手当、資格手当 |
昇給 | 年1回 |
賞与 | 年2回(7月、12月)。他に決算賞与支給の場合もあり(9月) |
休日休暇 | 土曜・日曜休日、繁忙期は日曜のみ休日 |
保険 | 厚生年金、健康保険、雇用保険、生命保険(入社3年目より) |
福利厚生 | 育児休暇制度(最大1年)、慶弔規定による慶弔金等の支給、自社製造商品の社員割引購入制度、関連飲食店割引制度、飲酒時代行サービス等補助、社員研修旅行(年1回)、保養施設利用制度、資格取得費補助、社内研修制度、メンター制度、税務相談、ライフプラン相談先有。その他、従業員互助会あり、有給休暇取得奨励 |
大卒選考の流れ | 会社説明会→面接→内定出し |
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お問い合わせ |
総務課担当者:奥沢 ☎0178(33)1171 Email yusuke.okusawa@hachinoheshuzo.co.jp |
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―経営理念と現状は。
日本酒バーやライブなど多彩/八仙夏の蔵まつり(2024/07/19
八戸酒造主催の「八仙 夏の蔵まつり2024」が14日、八戸市の同社で開かれ、日本酒が楽しめるバーや酒蔵見学、ライブなど多彩なイベントが行われた。会場には県内外からの「陸奥八仙」のファンや日本酒の愛好家らが多く訪れ、日本酒の魅力を味わった。
イベントは日本酒文化を広めて、地域活性化につなげようと17年から実施。
この日、陸奥八仙や限定酒が楽しめる「BAR HASSEN」では来場者がグラスを片手に、飲み比べなどを楽しんだ。市内の飲食店やスポーツチームのブース、サウナも人気を集め、湊虎舞の披露も会場を盛り上げた。人気バンド「androp(アンドロップ)」のボーカル、ギター内澤崇仁さん(同市出身)のソロライブも行われた。
同市の永田進斗さん(26)は「初めて見るお酒もあり、八仙のファンになった。八戸の日本酒のおいしさをたくさんの人に知ってもらいたい」と話した。
第2弾は八仙の布製品/カプセルトイきょう発売/ヨーカドー八戸沼館店(2024/7/15)
イトーヨーカドー八戸沼館店(鍬田明美店長)は15日、八戸酒造の日本酒「陸奥八仙」のロゴや酒瓶をデザインした、ハンドメードの布製品のカプセルトイを発売する。八戸酒造のカプセルトイは第2弾。観光客や帰省客が増える夏の行楽シーズンに合わせた企画で、同店が閉店する8月31日まで。価格は1個500円。
商品はぬいぐるみキーホルダー、コースター、ハンドタオル、エコバッグ、巾着、ポーチの6種類。明るい青色で前掛けをイメージした八仙のロゴや酒瓶がデザインされている。
縫製を手がけるのは八戸市在住のハンドメード作家・馬場良子さん。アサヒ印刷(弘前市)がロゴや八仙の商品をプリントした。
鍬田店長は「日本酒の印象が変わり、とりこになったのが八仙。ぜひ土産や記念にしてほしい。ヨーカドー26年分の思いを込めて笑顔でお待ちしている」とPRする。
夏向け 爽やかブルーベリー/陸奥八仙×ボンサーブ 第4弾/ヨーグルトリキュール発売(2024/7/12)
八戸酒造(八戸市、駒井庄三郎社長)は12日、限定酒「Bonsurb(ボンサーブ)ブルーベリーヨーグルトリキュール」を発売する。同社の陸奥八仙と、むつ市の斗南丘牧場が運営するミルク工房「ボンサーブ」の飲むヨーグルトをブレンドした人気シリーズの第4弾で、東通村産ブルーベリー果汁を合わせた。駒井秀介専務は「ブルーベリーの酸味を生かし、夏向けにさっぱり爽やかな味わいに仕上げた」とPRする。 ブルーベリーは村内30以上の農家が生産しており、村産業振興公社が買い上げている。村のふるさと納税の返礼品では、ブルーベリーの冷凍商品が1番人気だという。
11日は同市湊町本町の八戸酒造煉(れん)瓦(が)ホールで発表会が開かれ、公社代表の畑中稔朗村長は「農家が一粒一粒摘み取った。今シーズンの収穫はこれから本格化するが、人気商品に採用されたのは生産者の励みになる」と語った。
3千本限定で、数日での完売が見込まれる。税込み2200円。ロックや凍らせてスムージーのようにして飲むのがお薦め。販売は八戸酒造の蔵併設ショップ、電子商取引(EC)サイト、県内特約店で。村内ではプチマート東通店で特別に取り扱う。
「androp」内澤さん八戸酒造とコラボ酒/「記念の時に味わって」/酒造り、ラベルデザインもCDデビュー15周年記念(2024/05/25)
八戸市出身で、人気バンド「androp(アンドロップ)」のボーカル、ギターを務める内澤崇仁さんと、八戸酒造の人気ブランド「陸奥八仙」とのコラボ商品「八仙―乾杯をしよう 僕らはきっと よくやった―」が誕生した。バンドのCDデビュー15周年を記念して同社が企画。内澤さんは酒造りからラベルのデザインまで関わり、「八戸出身者として、八仙は大好きで誇れるお酒。音楽を続けてきたから、こういう機会ができた」と、故郷の銘酒との縁を喜んでいる。
八戸酒造がアーティストとのコラボ商品を製造するのは初の試み。内澤さんが本紙に執筆中の連載「音は空から言葉は身から」で八仙について触れていたのを、同社の駒井秀介専務が読んだことがきっかけで交流がスタートした。昨年7月には同社の酒蔵で内澤さんのソロライブが開かれた。
コラボ酒はスパークリング日本酒で、アルコール度数を低めに設定。甘みと酸味をバランスよく仕上げた。女性ファンが多いことも踏まえ、普段日本酒を飲まないような人でも飲みやすい味にしたという。
商品名は、酒蔵ライブ後の昨年8月に発表した乾杯ソング「Toast」の歌詞から付けられた。祝いの場などで、お互いをたたえ合って乾杯する時に飲んでもらいたい―との思いが込められているという。
内澤さんは、酒米の加工から瓶詰めまで、実際に酒造りの工程を体験した。ラベルのデザインにも、自身の思いを提案し、商品コンセプトに合うよう「祝福」をイメージしたものが完成。白地に金色のラインで「Toast」の文字などをあしらった。
24日、同市湊町の同社で開かれたお披露目会で、「お客さんに届けるまで、とても長い時間をかけて造るという点では、音楽とよく似ていると感じた」と、こだわり抜いた酒の仕上がりに満足げな表情を見せた内澤さん。「コラボは光栄で、とても感謝している。皆さんに飲んでもらえるのが楽しみ。それぞれの記念の時に味わってほしい」とアピールした。
同日夜は八戸プラザアーバンホールで「八仙を愉(たの)しむ会」が開かれ、集まった約500人がコラボ酒で乾杯した。内澤さんは弾き語りで「Toast」などを披露し、会場を盛り上げた。
コラボ酒は来月6日から3千本限定で販売。500ミリリットル入りで、税込み2750円。八戸酒造売店や一部小売店で取り扱う。同社ホームページで予約可能。問い合わせは八戸酒造=電話0178(33)1171=へ。
日本酒で八戸ファン増やせ/東京・浅草で酒屋営む元アイドル高野さん/厳選銘酒に八戸酒造の八仙/初の来八、酒蔵見学「より愛着持ってお薦めできる」(2024/04/26)
元アイドルグループのメンバーで、現在は東京・浅草で酒屋を営む高野祐衣さん(30)=大阪府出身=。扱う商品は全国18の酒蔵の銘柄で、日本酒初心者に受け入れてもらえそうな逸品を高野さんがセレクトしている。その一つに八戸酒造(八戸市)が造る陸奥八仙も。今月、高野さんは初めて八戸を訪れ、蔵見学や観光を楽しんだ。「八戸は酒に合う食が豊富で面白い街。より愛着を持って八仙をお客さんにお薦めできるようになる」と、興味を深めた様子。酒を通した八戸ファンの拡大につながるかもしれない。
高野さんは2015年まで「NMB48」のメンバーとして活躍。卒業後は元NMBの肩書き以外にもタレントとしての武器を身に付けようと、元々好きだった日本酒について勉強を始めた。八仙と出合ったのは、それからすぐの頃。都内の居酒屋でピンクラベル吟醸を飲み、「食事と合うすっきりとした味わい」との印象を持った。
数年後には、利き酒師や酒ディプロマといった日本酒の専門知識を認定する資格を取得するほどに。国酒である日本酒業界で活躍したいと、21年に芸能界を引退。22年に自身が代表を務める「ゆい酒店」を浅草に構えた。蓄えた知識を基に店のラインナップを考え、各蔵に取引をお願いした。
一方の八戸酒造は、これまで歴史ある小売店との取引がほとんどだった。駒井秀介専務は「華やかなアイドルの世界から日本酒の魅力を多くの人に伝えたいと、業界に飛び込んでくれた思いがうれしかった」と、取引を始めた理由を語る。
今月3日、高野さんは酒蔵見学のほか、蕪島などの名所や飲食店を巡り、八戸観光を満喫した。また、4日には、南部美人(二戸市)にも足を延ばした。
高野さんは「八戸は海産物がおいしく、酒を飲んでしまう街」と印象を語った。「名産や食材を知ることができて良かった。街ごと好きになることで、八仙の楽しみ方のシチュエーションの幅も広がり、合う食事を具体的にお客さんに提案できるようになる」と、今後の事業の参考にもなったようだった。
現在、同店で扱う東北地方の銘柄は、八戸酒造と秋田県内の1社だけ。駒井専務は「高野さんのファンや若い世代に日本酒の魅力を発信し、女性の視点や若い力を生かして裾野を広げてほしい」と、高野さんの業界での活躍に期待を寄せていた。