株式会社ライトカフェU.

本社所在地 八戸市十三日町1ヴィアノヴァビル2Fー11号室
電話番号 0178(38)9444
設立 2023年3月
従業員数 829人(グループ会社全体、2024年7月現在)、18人(単体、2024年7月現在)
オフィス 青森八戸本社、青森むつオフィス、秋田駅前オフィス
グループ会社 株式会社ライトカフェ、株式会社ライトカフェクリエイション、株式会社ビーンズラボ、株式会社レガートシップ、株式会社Filot、株式会社ライトカフェスタジオ、株式会社bySTRAD、株式会社gecogeco
【HP】  https://u.lightcafe.co.jp/

代表取締役 三宅 基樹 氏

採用情報

職種 ITエンジニア
勤務地 青森八戸本社、青森むつオフィス、秋田駅前オフィス
勤務時間 10:00~19:00
インターンシップの有無と時期 あり。青森八戸本社、秋田駅前オフィス(8月~9月予定、変更の可能性あり)
社会人採用の有無と時期 あり。随時
採用実績 2023年3人 24年8人
初任給 大学院卒:23万5千円 大学卒:22万5千円 専門卒:21万5千円
 ※試用期間(6カ月間は1万円減)
諸手当 固定残業手当、交通費支給
昇給 年1回
賞与 なし
休日休暇 完全週休2日制、土日祝休み、年次有給休暇、慶弔休暇、夏季休暇、年末年始休暇、GW、産前産後休業、育児休業
保険 雇用、健康、厚生年金、労災
福利厚生 健康維持管理補助制度、資格取得支援制度、企業型確定拠出年金、奨学金支援制度
大卒選考の流れ ES提出→SPI→1次面接→役員面接
お問い合わせ 連絡先 人事部採用課 
☎03(6222)9864
メールsaiyo_tanto@lightcafe.co.jp

育成に独自カリキュラム

―経営理念は。
ライトカフェグループ全体で「イツモトナリニ」という言葉を掲げている。常にお客さまや社員の隣にいて下支えする気持ちで業務を行っていくという考えが根底にある。
―今後の事業展開は。
クラウド運用に関する業務が中心になる。(Amazonが提供するクラウドサービス)AWSの認定パートナーシップを取得した。東北地方の中でAWSに強い会社という部分を掲げていきたい。
シルバー人材の活躍の場を広げる取り組みを、自社の研修での講師を務めてもらうなど、ビジネス以外の部分にも拡大したい。これまでDX支援に関しては、システム運用などの面が強かったが、アプリケーション開発にもさらに踏み込んでいければ。
―人材育成の取り組みと福利厚生は。
人材育成に関しては独自のカリキュラムがあり、3カ月の研修でITに関する一通りの基礎スキルを学ぶことができる。現場に配属後も先輩社員からOJTを受けながら必要な知識について指導を受けられる仕組みになっている。
福利厚生面では、経済的負担を少しでも軽減するため、奨学金の一部を会社で支援する制度を取り入れた。資格手当も非常に充実している。約70種類が対象で、アピールポイントの一つだ。
―青森での事業をどう位置付けるか。
仙台や東京でなくても、ITの仕事ができる環境を提供し続けることが大事だ。創業した時から、2030年に100人を超える体制を目標に掲げている。青森の本社はまだまだ大きくしていきたい。

「ライトカフェ」に感謝状贈呈(2024/04/22)

八戸市は17日、空き家や空き店舗の解消に向けた事業費として、市に100万円を寄付したIT企業「ライトカフェ」(東京)に感謝状を贈呈した。
寄付は企業版ふるさと納税制度を活用し、先月18日付で行われた。昨年3月に続き2度目で、空き店舗の改装費補助や空き家の実態調査などの事業に充てられる。
同社の三宅基樹常務が市庁で熊谷雄一市長に目録を手渡し、感謝状を受けた。
三宅常務は「八戸市がもっと盛り上がるよう、人が集まる魅力的なまちづくりに貢献したい」と語った。

市にふるさと納税 IT企業に感謝状(2023/5/14)

八戸市は10日、企業版ふるさと納税制度を活用し、市に150万円を寄付したIT企業「ライトカフェ」(東京)に対し、感謝状を贈呈した。
寄付は2022年度内で、地元企業の人材確保に向けた支援事業に活用された。
同社は19年に市内にサテライトオフィスを開設。市シルバー人材センターから人材の派遣を受け、人工知能(AI)開発などに取り組んでいる。
三宅基樹常務ら3人が市庁を訪れ、熊谷雄一市長から感謝状を受け取った。市に対しては、オフィス開設時や同センターとの仲介役で協力を受けたことから、寄付を決めたという。
三宅常務は、寄付金が使われた支援事業について、「地域での優秀な人材確保や雇用促進につながれば。地元を離れたくないという若い人材の可能性を広げたい」と語った。
22年度に同制度を活用した市への寄付は3件。

IT業界の魅力ややりがい紹介(2022/10/19)

青森県IT業界研究会が6日、八戸工業大で開かれた。同大工学部システム情報工学科の3年生約70人が県内企業の講話を通し、IT業界の魅力や仕事のやりがいなどに理解を深めた。
県の主催。IT業界の人材が不足する中、県内に本支店のある企業の状況を知り、就職につなげてもらおうと初めて企画した。
IT機器の販売やメンテナンスなどを行う八戸市の吉田システム、八戸オフィスを構えるアプリ開発のライトカフェ(東京)などの3社が参加。各社の担当者が会社の事業や待遇を紹介したほか、若手社員に求められる技能などをアドバイスした。

むつ市、県と協定/オフィス開設で地域貢献誓う(2022/4/26)

青森県とむつ市は25日、ITシステム開発を手がける「ライトカフェ」(東京、榊原喜成代表)と立地協定を結んだ。同社は今月1日、市内に「青森むつオフィス」を開設しており、本年度内に地元から正社員やパート約5人、将来的には計約20人を雇用する予定。
同社は2019年10月、雇用創出やIT人材育成による地域活性化を目指し、八戸市や札幌市、福島市にサテライトオフィスを開設。青森むつオフィスは、人工知能(AI)による文章の校閲サービスやソフトウエアの品質保証業務を担うという。
プラザホテルむつで行われた調印式には、榊原代表と宮下宗一郎市長、県の三浦雅彦商工労働部長が出席し、協定書を取り交わした。
榊原代表は「青森県、むつ市の地域活性化に貢献していきたい」と強調。宮下市長は「むつ市と共に一緒に成長する企業になっていただきたい」と期待した。

スマート農業確立を/八戸市とライトカフェ(東京)共同研究始動/手始めにイチゴ 温度など遠隔管理(2021/12/22)

八戸市と、ITシステムの開発を行う「ライトカフェ」(東京)は21日、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)技術を活用したスマート農業分野の共同研究を開始した。市農業経営振興センターを拠点に、ビニールハウスの温度や湿度、照度などの遠隔管理と、収穫物の収量やサイズを自動集計する技術の実用性などについて調べ、作業やコストの軽減につなげる狙いだ。手始めにイチゴ栽培を題材に、今後はほかの作物にも広げていく予定で、同市に適したスマート農業の確立や普及に向けた可能性を探る。(小嶋嘉文)

同社は、市の誘致企業として、2019年10月に市内に事業所を設立。情報通信技術(ICT)システムの設計やアプリケーションの開発などを手掛ける。同社の技術を同市の発展につなげようと、昨年秋ごろ市へ打診し、今回の共同研究が実現した。
生産現場ではこれまで、生育に適した環境を保つため、定期的なハウスの見回りが必要だったが、遠隔管理することで作業の負担を軽減する。共同研究では現在、同センター内のハウス1棟にセンサーを設置し、12分に1回の間隔で計測。蓄積されたデータと、収量や品質を比較することで、ハウス内のより詳しい状況の可視化を目指す。
収穫物についての自動集計は、独自の重量センサーで行い、サイズ別の個数や収量を計測。遠隔管理におけるデータと組み合わせることで、生育環境との関連性についての分析も可能となる。開始は来年1月ごろを予定。
同社の担当者は「八戸の農業における発展に貢献し、取り入れやすいスマート農業の普及を目指していきたい」と話した。同センターの久保昌広所長は「生育環境の『見える化』は生産者にとっても重要な情報」と力を込める。スマート農業における機器が高価なため、市内では導入が進んでおらず、「ローコストでの実現も視野に入れながら、研究を進めていきたい」と話した。

シルバー人材×AI開発/ライトカフェ(東京)八戸にオフィス/若手社員に好影響も(2021/9/5)

少子化の影響で若い世代の働き手の不足が懸念される中、シニア世代の労働力に期待が高まっている。内閣府の2021年版高齢社会白書によると、60歳以上の4割が「働けるうちはいつまででも働きたい」との意思を示しており、就業意欲の高さをうかがわせる。企業側でも定年引き上げの動きが広がり、希望者全員が65歳以上まで働ける企業は8割を超える。シニア世代が長年培ってきた経験や知識は、今後の社会でどのように生かされるのか―。現状と課題を取材した。

IT業界で高齢者の労働力を活用する動きが広がっている。ウェブサイトやシステムの構築、アプリの開発など、IT事業を手掛けるライトカフェ(東京、榊原喜成代表)が八戸市に開設しているサテライトオフィスでは、市シルバー人材センターから派遣された60~70代の高齢者12人が、AI(人工知能)の開発に携わる。「シルバー人材とAI開発」。懸け離れているようで、実は高齢者の能力を生かせる大きな可能性を秘める。同社の取り組みから、シルバー人材活用のヒントを探る。

「毎日の生活に張り合いが出て、可能性が広がっていくことを実感している」
生き生きと話すのは、同市のオフィスで勤務する猪内和子さん(68)と前川原弘美さん(64)。2人は、AIに画像や日本語を学習させ、精度を高めるために必要なデータを作る「AIアノテーション」と呼ばれる業務を任されている。
パソコン入力という単調な作業に見えて、実は正確さや根気強さが求められる。AI開発には欠かせない作業だ。
勤務時間は月曜―木曜の午後の時間帯から、各自が好きな曜日を選択。普段はオフィス内での勤務だが、現在は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全員がテレワークで作業を進めている。
シルバー人材センターから業務内容を聞いた当初は不安もあったという猪内さんは「社員さんのサポートのおかげで安心して働ける。職場の雰囲気も良く、気持ち良く仕事ができて楽しい」と声を弾ませる。
前川原さんは「一つ一つできることや知識も増えて自信になっている。社会の役に立てていることがうれしい。子どもや孫に自慢できる仕事だ」と、やりがいを感じている。
シルバー人材の活躍は、若手社員にも好影響を与えている。同市のオフィスで業務管理に携わる野田耕生さんと渡邉莉乃さんは「仕事に対する姿勢など見習うべきことがたくさんあり、刺激になっている」と実感を込める。

同社では、少子高齢化に伴う人手不足で首都圏での人材確保が困難となっていることを背景に、地方での雇用創出と人材育成に重点を置いてきた。
そうした中、同市出身の社員が家庭の事情で帰郷することとなったのを契機に、2019年に同市でサテライトオフィスを開設した。
併せて、今後ますます人材確保が難しくなると見込まれる社会情勢を見据え、高齢者の労働力に着目。市シルバー人材センターに協力を依頼し、20年3月から八戸での業務をスタートさせた。
シルバー人材に働いてもらうに当たり、資料マニュアルは印刷物で配布。作業の流れの説明では、実際の動きを見てもらうなどの工夫を凝らす。テレワーク中の現在は、オンライン会議システムをつなぎ、いつでも社員とコミュニケーションを取れるようにするなど、オフィスに近い雰囲気となるよう心掛けている。
「スキルアップよりも、皆さんが生き生き働ける場所にすることを重視したい」と榊原代表。パソコン操作を難なくこなすITリテラシーの高さや、仕事に真摯(しんし)に取り組む姿を目の当たりにし、「期待していた以上。メリットしかない」と断言する。
今後は、高齢者の雇用を一層、増やしていきたい考え。「シルバーさんにやってもらう業務内容の幅を広げ、全国のシルバーさんに活躍してもらいたい」と展望を語る。